仲小路 廉（なかしょうじ れん、1866年8月23日（慶応2年7月3日） - 1924年（大正13年）1月17日）は、日本の検察官、官僚、貴族院勅選議員。周防国徳山藩出身。大阪府立中学を経て、府立開成学校卒業後、1887年に判事検事登用試験（高等文官試験司法科の前身）合格。東京控訴院検事兼司法省参事官などを経て、行政裁判所評定官を務めた。のち、逓信省大臣官房長、内務省土木局長、警保局長（1905年）、逓信次官と渡り歩き、1912年（大正元年）、第3次桂内閣にて農商務大臣に就任。1916年（大正5年）の寺内内閣にても再任された。号は靄軒。歴史哲学者の仲小路彰は次男。1911年8月24日、勅選による貴族院議員に就任。のちに枢密顧問官に就任した。1924年、脳溢血のため死去。

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