ネクロスの要塞( - ようさい)は、1980年代後半にロッテが発売していた食玩シリーズ。オマケ付きチョコスナックとしてロッテから発売されていた食玩シリーズ。ファンタジーの世界観を持つ作品で、架空の世界タンキリエ王国を舞台とする。世界征服を企てる魔王ネクロスを倒すために集った8人の勇者の物語である。オマケは、温度によって変色する素材や、蓄光素材を使用したフィギュア一体と、そのキャラクター及びアイテム(もしくは呪文)が描かれたカードが対となっている。それらを使用しゲームが出来るようになっていた。ゲームのシステムは、サイコロを使用してのロールプレイングゲームである。プレイヤーは8人の味方キャラクターから一人を選びプレイする。敵キャラクターを箱に入れ、順番にそれらを引き当て、サイコロの出た目で、敵キャラクターのパラメータと勝負する。獲得したアイテム、呪文を用い、経験値を上げることで、強い敵に勝つことが出来るようになっていく。商品は、1-4弾の『大魔神ネクラーガ編』、5-7弾の『暗黒皇帝編』、8弾の『邪神クトゥルフ編』が発売された。同商品名で後に、シール付き氷菓や、PCエンジンでのゲームとしても発売された。同社の人気商品「ビックリマン」に比べると緩やかであったものの根強い人気があり、現在でもチョコスナックのオマケは、高価格でオークション等に出品されることがある。はるかな昔、タンキリエの地では神と悪魔との争いがあった。神々に味方した人間は、神々より「月の玉」「太陽の玉」「虹の玉」「星の玉」「吹雪の玉」「竜巻の玉」「霧の玉」「雲の玉」の8つの宝玉を授かり、悪魔の頭領である大魔神ネクラーガを封印した。その後、役目を終えた8つの宝玉は各地へと散っていった。その後、勇者はタンキリエに王国を打ち立てたという。各弾8人の主人公がいるが、個人名ではなく、そのクラスの呼称名がついている。タンキリエ王国には2人の王子がいた。権力欲が強く好戦的であった弟ネクロスは兄に王国を追放された。兄に復讐を誓ったネクロスは黒魔術の修行を始め、自分に味方する怪物を各地から集め始めた。ある日ネクロスは魔族の一人から、太古の神と悪魔の闘いで封印された大魔神ネクラーガの存在を教えられた。その強大な力で神々と人間を脅かした大魔神に興味を抱いたネクロスは、その封印を解き、ネクラーガを復活させ、その力をもってタンキリエ王国に侵攻しようと企てる。ネクラーガが封印された結界の扉は、封印した勇者の血を引く者、すなわち先代タンキリエ王の血を引く者を生贄としなければ開かない。ネクロスは生贄として兄の娘である王女に白羽の矢を立てたのだった。大魔神ネクラーガ編の後日談で、前作の主人公やゆかりのある者が選ばれている。前回の戦いから20年後。タンキリエの地が闇に覆われてしまった。マーシナリーの子である王子も誘拐されてしまい、エルマージはネクロス復活を察知。再び8人の勇者を集めネクロス討伐に向かう。だがネクロス以上の力を持つ暗黒皇帝の影がタンキリエに忍び寄っていた。PCエンジンHuCARDで発売。ネクロスの要塞 (ゲーム)を参照。
出典:wikipedia
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