R.I.S.E.(ライズ)は、キックボクシング興行及び認定する王座。主催はRISEクリエーション。初代WMAF世界スーパーウェルター級王者の伊藤隆がプロデュースしている。「RISE」の名称は、「Real Impact Sports Entertainment」の略であり、英単語「rise」の「昇る」という意味も掛けている。旗揚げ時の名称は「R.I.S.E.」であったが2009年5月31日の「RISE 55」からドットが外され「RISE」となった。アマチュアキックボクシングの大会「KAMINARIMON(カミナリモン)」も定期的に開催し、選手育成および競技人口拡大にも取り組んでいる。2003年2月23日、伊藤隆と山口元気、内田康弘が「REAL IMPACT SPORTS ENTERTAINMENT」という興行をプロデュースしてゴールドジムサウス東京ANNEXで行い、旗揚げした。R.I.S.E.は2003年の設立以来、トーナメント方式の王者決定戦を除き、独自の王者は認定してこなかった。しかし、ワンデイトーナメントでは、試合の組み合わせや運に試合結果が左右されてしまうことがあるため、通常のワンマッチ形式による王座認定を開始した。階級は60kg級、70kg級、ヘビー級の3階級で、60kg級と70kg級には独自の名称は付けられなかった。また、ランキングの作成は行わなかった。2008年2月22日、「R.I.S.E. -γ- "R.O.C"」で予選が行われた。同年5月11日、「R.I.S.E. 46 〜THE KING OF GLADIATORs '08〜」で王座挑戦者決定戦が行われた。なお、この興行から、興行名にローマ数字を使うことを止め、アラビア数字を使うことになった。同年7月5日、「R.I.S.E. 48 〜THE KING OF GLADIATORs '08〜」で王座挑戦者決定戦が行われ、初代王者が決定した。2009年3月29日、K-1の中軽量級興行であるK-1 MAXと協力態勢を強化することが発表された。谷川貞治K-1イベントプロデューサーは現在のMAXのみでは大会数が少ないため、当落線上の選手に経験を積ませたり、新たな人材を発掘するのが狙いであると説明。R.I.S.E.枠の設置や出場決定トーナメントの開催などを構想に盛り込んでいる。また、2010年5月からはRISEオフィシャルルールをK-1に準ずるものに変更される。2010年1月23日、新たに発足される立ち技格闘技の組織「ジャパン・マーシャルアーツ・ディレクターズ(JMD)」に参加する方向であることが発表された。背景には山口がJMDに参加するムエタイ組織のひとつである「REBELS」の代表就任があった。RISE興行をJMD参加後はプロモーター主催に移して競技の普及に努める。JMD参加表明から約1か月後、RISE初のプロテストが行われた。また、以降の興行では、JMD傘下のM-1ムエタイチャレンジを主催するM-1 MCの協力も受けている。2011年5月にJMDを脱退しているが、2012年12月2日の興行はM-1 MCとの合同開催が発表されている。2011年より小川清史コミッショナーに一任されていたコミッションを、外部から3名加えて組織化する。また、地方団体の興行においてRISEルールの試合を組むことも発表されている。。2011年に女子のタイトルである「RISE QUEEN」創設を発表。2011年11月23日にRENAと神村エリカの間で決定戦が行われ、これに勝利したRENAが初代RISE QUEENを戴冠した。2014年、REBELS、Bigbangとともに「BLADE FIGHTING CHAMPIONSHIP」を創設すると発表した。7月12日の大田区総合体育館で開催された「RISE 100」にて、「BLADE 0(ZERO)」と称したプレマッチを組み込んだ。当初の「R.I.S.E.ルール」は肘打ちおよび組んでの膝蹴り禁止といった、他のキックボクシング、ムエタイなどと異なる独自ルールを採用していた。これは、格闘技に詳しくない観客から見て試合を分かりやすくし、なおかつ、アグレッシブな試合を行わせるためである。また、消極的な選手に対する注意も徹底し、0.5ポイントの減点あるいは失格とする場合もある。だが、後にルール改正が施され、首相撲からの膝攻撃も認められるようになった。その後、2010年5月16日の大会よりK-1ルールに準ずるものに変更され、両手で組んでの膝を禁止、片手で組んでの膝も1回に制限された。試合は3分3ラウンド(延長戦あり)。ダウンカウントはラウンド終了時間となっても継続されるが、最終ラウンドに限り試合終了時間でカウントを打ち切り判定に入る。発足以降しばらく、コスチュームはキックパンツ、空手着でなく、ショートスパッツの着用が義務付けられており、試合時の見た目は他のキックボクシング興行とは一線を画していた。しかし、2006年12月17日の大会以降は、コスチュームの規制が緩和され、キックパンツの着用も認められるようになった。
出典:wikipedia
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