スーパーベースボール (SUPER BASEBALL)は、テレビ朝日系列各局やBS朝日、テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ(旧・朝日ニュースター)で放映されているプロ野球中継のタイトルである。本項では、これまでテレビ朝日(前身のNET・日本教育テレビ時代を含む)および系列各局で放映されてきたプロ野球中継全般について記す。テレ朝チャンネル2における埼玉西武ライオンズ戦中継については『プロ野球完全中継 ライオンズ』を参照。かつて、テレビ朝日を筆頭とするANN系列のプロ野球中継のタイトルは、放送局や対戦カードによりばらつきがあったが、2003年度からはほぼこのタイトルに統一された。日本国内のプロ野球のみに限らず、2010年からはメジャーリーグの放映権を獲得し、年数試合程度このタイトルを使用して放映している。系列局もおおむねこのタイトルの使用に同調しているが、朝日放送(ABC)では独自のサブタイトルを付け加えているほか(詳細は後述)、広島ホームテレビでは2009年以降のローカル中継において『カープ応援中継“勝ちグセ。”』(カープおうえんちゅうけい かちぐせ)という全く別のタイトルを用いている。なお、系列局ではゴールデンタイムにローカル中継を行う場合、本来放映される全国ネットの番組を移動(まれに返上の場合もあり)させる必要があるため、当然ながらテレビ朝日(番組によってはABC)および当該番組のスポンサー各社との調整・許可を要する(全国ネットのスポンサーはローカル中継の中に組み込まれる)。ただし、ABCのように中継を行う曜日や頻度が固定化されている局もある。振り替えられた全国ネット番組のCM枠はパーティシペーションとなる。また、2005年度から数年間は『プロ野球完全燃焼主義』というサブタイトルがついていた。下記の表は全国放送分のもの。ローカル放送分については関西ローカルおよびその他のローカル中継の節を参照のこと。ナイトゲームの冒頭4分間(日曜日のみ3分間)はミニ番組『直前情報』(かつては『ミニ中継』と称していた)の扱いとなっている。この枠は一部のネット局では自社制作番組に差し替えられる。2004年までは、週末のみ18時30分から中継を始めていた(18時35分まで『直前情報』)。翌2005年からは現在の開始時刻に落ち着いているが、2006年までは日曜日の阪神戦のみ例外であった。ABCでは、水曜日のみローカル中継(後述)に準じて18時24分からのスタートとなるほか、ABCを含む一部のネット局では自社制作のミニ番組を放映する兼ね合いで開始時刻が19時04分となっている(2005年以降)。中継の延長が行われる基準として、かつては20時40分の時点で試合が継続していた場合、試合の進行状況にかかわらず一律で21時24分まで延長されていたが、現在はそれまでに試合が終了した場合は定時で中継を終了する。日曜日のデーゲームについては、2015年4月以後『報道ステーション SUNDAY』が16:30 - 18:00(局によって17:55飛び降り)で放送されるが、基本的なネットセールス枠(ANNニュース枠)は17:25 - 17:50に設定しており、EXを除くフランチャイズ球団がある地域の局(HTB、KHB、NBN、ABC、HOME、KBC)では試合日・試合開始時間によりネットセールスが始まる17:25まで延長オプションを行使する場合がある。この場合『報ステSUNDAY』は事実上飛び乗りである。なお、EXでネットする巨人戦が絡む全国放送、並びブロックネット放送である場合は、16:27以後はBS朝日(阪神戦はスカイ・エーも)へのリレー中継を行うこともある。阪神戦とヤクルト戦については、トップ&リレー中継が行われる。かつては地上波との同時放送が基本だったが、近年は単独で放映する日も増えている。地上波でも同時放送が行われている日、地上波で中継の終了時刻を迎えた場合は、BS朝日で中継を継続する旨が実況アナウンサーから伝えられる(他にネット局がある場合も同様に紹介される)。基本的に地上波での進行に準拠しているため、地上波で放映されないごく一部の時間帯(CM中など)に球場内の音声のみとなることがある。なお、ABC制作の阪神主催ゲームは2010年までは同時放送を一切行っていなかった(著作権の都合やNHK BS1で放映されることが多いため)が、翌年の2011年と2012年9月5日では阪神対巨人戦に限り中継を行うようになった(地上波での全国中継がある場合はトップ&リレー方式、関西ローカルの場合は完全生中継。いずれもナイトゲームのみ対象で、デーゲームは中継されなかった)。2013年からは交流戦を年1試合同時放送する。また、オリックス戦もABCと同時放送を行っていたが、2008年以降からはABCからの裏送りによるBS単独放送となった(オリックス球団が制作協力。BS朝日との共同制作名義)。2012年より西武主催試合を基本的に試合開始15分前より4時間枠(試合終了まで延長対応)で放送する。なおオープン戦は編成上の都合により試合開始1分前から放送されている。なお試合終了後時間に余りがある場合、その試合のダイジェスト、ないしは過去のライオンズ選手について特集したミニコーナーを行う。2012年6月26日・27日には、同チャンネルの開局以来初の巨人戦ビジターゲームとして「広島vs巨人」の試合も放送されることになった(テレビ朝日・BS朝日・広島ホームテレビ共同制作。中継放送はBS朝日と同時)。これまではテレビ朝日系が放映権を持つ「広島vs巨人」はJ SPORTSで放送されていたが、録画中継(J SPORTS側で実況音声・テロップ差し替え)が多かった(まれに録画中継もなく、BS朝日が衛星波独占となる場合もあった。例:2010年6月30日など)。また、これまでスカイ・Aで行なっていたANN系列地上波で放送のオールスターおよび日本シリーズの録画中継も2012年以降朝日ニュースター(現・テレ朝チャンネル2 ニュース・スポーツ)に移行した。ただし、西武主催試合と、「広島対巨人」がテレビ朝日系中継(広島ホームテレビの県内ローカル、BS朝日での中継の場合も含む)で重複した時間で開催される場合は、西武戦をch2、広島対巨人戦はch1でそれぞれ放送される。なお2016年より、西武主催試合はフジテレビTWOへ移行となった。番組の送出やテロップ出し、提供アナウンスはABC制作分を除いて全てテレビ朝日から行われる。BS朝日では、地上波の全国中継がある場合はテレビ朝日側から送出されるものを双方向光回線を通じてそのまま流すが、地上波の全国中継がない場合は提供アナウンスのみBS朝日が独自に行う。現在は全ての中継でハイビジョン制作が行われているほか、テレビ朝日・BS朝日・ABCの制作日には、地上波・BSと『sky・A sports+ HD』(スカパー!プレミアムサービス)において5.1chサラウンドステレオ放送を実施している。また、テレビ朝日とABCの制作日には地上波とワンセグで連動データ放送も行われ、試合経過を随時確認することができる。テレビ朝日とABCではデータ放送の内容やデザインが異なっている。BS朝日では基本的に行われていないが、2015年は一部のカードで独自に実施している(主に対巨人戦)。テレビ朝日制作分とABC制作分(地上波の全国放送・関西ローカル放送およびsky・A sports+同時放送分を含む)ではリアルタイム字幕放送も実施される。関西で開催のオールスターゲームについては、長らくABC主幹制作で放送していたが、スポンサー交渉に大手広告代理店が関与するようになった2011年以降、在京キー局との直接交渉となったためか、テレビ朝日主幹制作に移行している。中継日程の特徴として、金曜日に放映されることは少ないことが挙げられる。これは、長寿番組の『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』、そして生放送の『ミュージックステーション』がレギュラー番組として組まれている関係によるもの。BSデジタル放送の開始以前には、巨人戦以外のカード(ヤクルト・大洋・広島・西武・日本ハム主催)を平日の20時台に1時間(あるいは19時30分から1時間半)だけ中継するというパターンもあった。巨人戦は年に数回程度、番組全編を通じて筆頭のスポンサーとなる協賛社名を冠した『(協賛社名)Sports Special』として放映される。近年は、BS朝日独自の中継(単独、またはローカル中継との同時放送や同一カードで実況を別立ての放送)も行われている。以下、主催球団を基準に記載する。テレビ朝日系列のCS放送局であるテレ朝チャンネルと旧・朝日ニュースター(現:テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ)では、番組編成の都合によりプロ野球中継は長年行っていなかった。しかし、2012年からはsky・A sports+(現:スカイA)で行われていた楽天戦がJ SPORTSに移行し、J SPORTSで中継されていた西武戦が朝日ニュースターに移行し「プロ野球中継 出しきれ!ライオンズ」という題名で放送された(制作はライオンズ球団とテレビ朝日の共同制作。前年までのJ SPORTS西武戦に制作協力していたテレテックも引き続き協力)。なお2012年度はスカパー!プレミアムサービス、スカパー!のいずれでもハイビジョン放送を実施していなかったため(スカパー!プレミアムサービスは2012年10月にハイビジョン放送開始、スカパー!は2012年7月1日開始)、スカパー!プレミアムサービスはレターボックス16:9による額縁放送、スカパー!は16:9標準画質放送となり、スカパー!プレミアムサービスの「プロ野球セットHD」加入者向けに、スカチャンHDでのハイビジョン同時生中継も行っていた。また、ひかりTVのひかりTVチャンネルHD、パ・リーグTV、プロ野球24向けにも配信されていた。テレ朝ch2における西武戦の中継は2015年まで行われていた。但し、「広島対巨人」が広島ホームテレビ・テレビ朝日系列の地上波(広島ローカル含む)、BS朝日で中継する場合とライオンズ主管試合が重複する場合がある時や、テレ朝ch2で他のスポーツイベントが開催される場合など、やむを得ない事情でテレ朝ch2で放送できない試合がある時は、広島対巨人戦をテレ朝ch1に移行する場合もあった。なお、アナログCS放送時代には朝日ニュースターの前身である『衛星チャンネル』がヤクルトと西武の主催ゲームの一部をテレビ朝日の制作により『サテライトナイター』のタイトルで中継を行い、地上波全国放送の際にはトップ&リレー中継もしていた。また、2011年までJ SPORTSで放映されていた西武のホームゲーム中継は、かつてテレビ朝日の持分法適用関連会社であったテレテックが制作していた(それ以前にテレビ朝日が制作していた時代もある)。この他、ABC系列のスカイAも阪神の主催ゲームを中継している(2011年までは楽天の主催ゲームも担当)が、基本的にABCではなく球団公式の番組が使用されている(ABC中継日の阪神主催ゲームのみ、一部の試合を除きABCの映像を使用する)。詳しくは『スカイA スタジアム』を参照のこと。なお、オールスター・日本シリーズでテレビ朝日系の地上波・BSが中継する時は、2011年まではスカイAで放送していたが、2012年からはテレ朝チャンネル2で録画中継を行っている。ただし阪神・オリックスの主幹による関西圏開催でABC制作(テレビ朝日主幹の場合を含む)となる場合はスカイAでの録画中継となる(例:2014年第1戦)。2016年のテレ朝チャンネル2における中継は「広島対巨人」(7月12日、7月13日、マツダスタジアム)に加え、7月18日の「阪神対巨人」(阪神甲子園球場、Tigers-ai制作)の中継も行われた。1992年から全国中継で採用された『ROUND TRIP』は、『ゴールデンナイター』・『パワーアップナイター』に限りABCでも使用されたが、初年度の中継ではCM前のジングルに1世代前のものを使用し、テーマ曲を差し替えていた時代の名残で、提供クレジット表示の時は球場の音声のみになることがあった。1990年以降は、全国中継に限ってABC制作でもテレビ朝日と同じテーマ曲を使うことがあった。『朝日に栄光あれ』についてはテレビ朝日制作分と演奏者が異なり、前奏から流していた。1998年には坂本冬美の曲(演歌ではない)がエンディングで使われたこともあった。2002年から2004年(2003年以後は前期のみ)のテレビ朝日のテーマソングは、ABCラジオの『ABCフレッシュアップナイター』でもテーマソングとして使われた。2002年から2011年までは、テレビ朝日系列のスポーツ中継の統一テーマソングとして、他種目のスポーツ中継でも使われていた(2005年前期は除く)。なお、ABC制作の中継ではCMに入る時のジングルとしてテーマソングを流すことはないが(オールスター戦などで例外あり)、2006年からはローカル・全国放送に関係なくハイライト時にテーマソングを挿入している。2012年5月以降にABC制作で中継された試合では、全国・ローカル・BS朝日単独時共にサンテレビ・KBS京都でのリレー中継時にハイライトで使用されるオリジナルBGMがABC・テレビ朝日系列での放送時間帯のハイライトでも使用されている。1987年までアーネスト・E・バグリー作曲の『国民の象徴』を使用していたが、1988年以降は基本的にテレビ朝日に準じている。ただし、『カープ応援中継“勝ちグセ。”』として放映する日には2011年までは『20th Century Boy』(T・レックス)が、2012・2013年は『Sunny Day Sunday』(センチメンタル・バス)が、2014・2015年は『Wake Myself Again』(MAN WITH A MISSION)が、2016年は『Survivor』(MAN WITH A MISSION)使われる。なお、2013年8月6日の「ピースナイター」時は、別の演奏のみの楽曲を、2015年5月17日の対DeNA戦は『プライマル』(奥田民生)を使用していた(奥田・伊藤大地・岸田繁によるサンフジンズがゲスト出演したため)。また試合自体がスポンサードゲームとして開催される際は、協賛企業が番組の冠提供となるため、当該企業のCMソング・イメージソングをハイライトのBGMとして使用することがある。一例として、日本アイコム協賛時は同社のCMソング『RUN ~君のもとへ~』(キマグレン。アルバム『LOVE&BEACH』に収録)が使われた。また、ABCから対阪神戦をネット受けした時には、ABCとは逆に『ウィーンはいつもウィーン』を『朝日に栄光あれ』や『ROUND TRIP』に差し替える場合があった。また、2005年度最初の中継では石田匠(元The Kaleidoscope〜Ricken's)の『Red 〜僕らの広島カープ〜』(広島新球場建設「たる募金」共同キャンペーン応援歌)をテーマ音楽にした独自のオープニングとした。2016年8月30日の対DeNA戦から、『J SPORTS STADIUM』への配信分では、テーマ曲を同番組の「FUTURE ICE CREAM」(フレデリック)に差し替えている。腸捻転時代にNETテレビ(テレビ朝日の前身)系列だった毎日放送制作の中継では、カール・タイケ作曲の『旧友』が使われていた。ABCとサンテレビ・KBS京都のトップ&リレー中継では、サンテレビでは『サンテレビボックス席』と共通の『スプリング・レディ・バード』(作曲:渡辺宙明)が、KBS京都では『KBS京都エキサイトナイター』と共通の『ヨーロッパ万歳』(作曲:ザハール・ブロン)が使われている。テレビ朝日の場合、黒及び銀色がベースとなっている。イニング表示部分は銀色をバックに黒文字で表示されている他は黒がバックとなっている。チーム名は2015年までは銀色をバックに省略形で表示されていたが、2016年からは黒をバックに省略せずに表示されるようになった。攻撃チームの印及び走者が出塁している時は、ピンク色で表示。このテロップはプロ野球限らず、侍ジャパンの試合や女子野球の試合を中継する際にも使用されている。系列局でも似たようなテロップが使われているが、部分的に異なるところがある。☆の解説者は年度によりBS朝日単独放送分にも出演★の解説者はサンテレビ兼任、☆の解説者は年度によりBS朝日単独放送分にも出演☆の解説者はBS朝日単独放送分にも出演☆の解説者はBS朝日単独放送分にも出演(■は故人)(☆はNET時代)以下は宇野勝のコーチ就任時に本数契約で出演した。1988年10月19日、勝てば8年ぶりのパ・リーグ優勝、負ければ優勝を逃すという近鉄の最終戦、対ロッテ戦ダブルヘッダー(川崎球場)第2試合を通常番組を変更して全国放送。元々関西ローカルの中継予定(近畿地区については15:00開始の第1試合から中継放送を開始)だったが、急遽全国放送に変更された上、本来の放送枠の次に放送予定だった『さすらい刑事旅情編』も全編中止し、この枠ではコマーシャルを一切挿入しなかった。中継はその後の『ニュースステーション』まで引き継がれ、試合終了までを中継した。
出典:wikipedia
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