ADFX-02 モルガン()は、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス→バンダイナムコエンターテインメント)のPlayStation 2用フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR』に登場する架空の軍用機。ベルカ公国の南ベルカ国営兵器産業廠が試験開発した全天候多目的戦闘攻撃機。「モルガン」は厳密には愛称ではなく、軍内で用いられるコードネームである。本項では、同じく南ベルカ国営兵器産業廠の試験開発機であるADFX-01 モルガン及び2014年5月からサービスを開始した『エースコンバット インフィニティ』で登場するADFX-01 Block1 Morganについても取り扱う。ADFX-02は最終ボスキャラクターとして、ADFX-01はプレイヤーが操縦可能な機体として登場する機体である。コードネームの「モルガン」とは、アーサー王伝説に登場する妖精モルガンに由来しており、アーサー王伝説をモチーフの一つとする『ACE COMBAT ZERO』のストーリーに沿った命名となっている。設定上、前作『ACE COMBAT 5』に登場する架空機「ADF-01 FALKEN」の原型機であることから、機体デザインはFALKENを基にしており、機体全体のボリュームを抑えたり、既存の戦闘機のデザインを取り入れることで、ステルス性を持たない旧世代機らしい現実的な外観を表現している。ADFX-02は、クーデター組織「国境無き世界」によって接収された後、クーデター軍の拠点であったアヴァロンダム要塞の防衛戦に投入された。連合軍側の記録によれば、当該空域で初めてADFX-02が確認されたのは、1995年12月31日の要塞空爆作戦「ポイントブランク」の作戦中15時10分前後とされており、接触と同時に作戦参加部隊の一つであるウスティオ空軍傭兵部隊「ガルム隊」の2番機パトリック・ジェームズ・ベケット少尉が搭乗するF-16CをTLSによって撃墜している。ADFX-02には、クーデター軍に参加していた元ガルム隊2番機搭乗員ラリー・フォルク少尉が搭乗しており、かつての相棒であるガルム隊1番機との激しい空中戦を繰り広げたが、この戦闘でGリミッターを解除したため、瞬間で最大11Gもの負荷が機体にかかり、TLSと油圧系統を損傷。その後、エアインテーク部より左エンジンに被弾し出火。コントロールを失い空中で爆発、四散した。同時に当機が管制していたV2戦略核弾頭ミサイルも大気圏外で自爆、これによりクーデターは頓挫した。ADFX-02の残骸からはフライトレコーダーが回収され、実戦で得られた貴重なデータは後のADF-01 FALKENの開発に生かされた。ADFX-01は、連合軍に接収された後、オーシア連邦によって運用された。実戦に投入されたとする資料はないが、2011年のノヴェンバー市での航空式典にて、ADF-01 FALKEN、X-02 ワイバーンと共に3機編隊での展示飛行が行われている。ボスキャラクターとして非常に強力な機体となっているADFX-02と異なり、プレイヤーが操縦可能なADFX-01では特殊兵装の同時搭載は不可能となっており、出撃時の選択による排他装備となるなどの性能の違いがある。しかし、それでも作中プレイヤーが使用可能な機体の中では、他の架空機群と同様に非常に強力な機体となっている。『エースコンバット インフィニティ』でプレーヤーが操縦可能な機体。2014年5月20日のサービス開始と同時にスペシャルチャレンジの報酬として用意された。某国の計画案を基に製造した戦闘機のプロトタイプで、各要素のバランスを総合的に確認するために作られた試作機群の一つであり、各性能値は他の初期機体群並みに抑えられたものとなっている。カラーリングは実在のT-50の試験飛行時のものに準拠した、ライトシーグレイをベースに各部がレモンイエロー。レモンイエロー部がオレンジ色となったスキンも機体とは別途入手・選択可能。ADFX-01 Morgan同様TLSを装備する。それ以外の特殊兵装はQAAMとECM。2015年1月22日のアップデートで、名称が「ADFX-01 -Block1-」と変更された。
出典:wikipedia
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