オートライト (Auto Light)は、文字通り、自動車、自転車にて周りが暗くなると自動的に点灯するヘッドライトである。使用するには、自転車なら専用のライトとハブダイナモと呼ばれる車軸一体型の発電機、自動車なら専用のユニットが必要である。トヨタ車では専ら「コンライト」と呼称される。基本は、照度センサーで検出した照度に従って、スモールランプやヘッドライトを点灯するものである。また、高架橋の下を通過する場合など、非常に短い時間だけ・ほんの一瞬だけ暗くなったときにヘッドライトが点灯-消灯すると、何かの合図を送ったのではないかと誤解されるおそれがあるので、照度設定値の割り込みがある時間持続したときにのみ本当に暗くなったと判断するようになっている。さらに、トンネル内ではヘッドランプの点灯が法令で義務付けられているが、トンネル内はナトリウム灯により十分な照度があるので、照度だけに頼った制御をしているとヘッドランプが点灯しないことになる。このため高級車の一部には、照度センサーの検出信号を分析しナトリウム灯特有のちらつきを検出した場合、トンネル内走行と判断しヘッドライトを点灯する「トンネルモード」を備えたものもある。欧州ではオートライトが2011年から義務化されており、日本でもそれにならうかたちで、国土交通省は日本の各自動車メーカーに対しオートライトの装備を義務化することを固めた。JAFの2014年8月の調べではオートライト装備車は約3割にとどまっている。オートライトの義務化により薄暮時の事故防止に効果があるとみられている。ただ、オートライトの点灯のタイミングはメーカーや車種、あるいはその設定などによって異なる。暗くなってもなかなか点灯しないのであれば装着する意味が無くなってしまうので、オートライトの機能がすなわち事故防止につながるようにするには一定の動作基準が必要となるだろう。電源と前照灯の間に光センサーを組み込み、周囲の光量が少ない(=暗い)場合に電流が流れるように回路を構成している。ハブダイナモ部分はたいていシマノ製のインターLだが、専用ライトにいろいろ種類がある。同じくシマノ製の物や、ブリヂストンの「点灯虫」、ミヤタの「ウルトラレーザービーム」などがある。
出典:wikipedia
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