『グラスハート』 (GLASS HEART) は、若木未生による日本のライトノベルシリーズ。イラストは橋本みつる・羽海野チカ・藤田貴美。1993年、雑誌「コバルト」(集英社)にて読み切り『グラスハート a piece of introduction』が掲載され(2月号「特集 若木未生スペシャル・エディション」)、同年8月号に『グラスハート2 the BAND has no name』が掲載され、シリーズ化された。単行本は、1994年に第1巻『グラスハート』が集英社のコバルト文庫から刊行された。2001年から第2期としてシリーズ名表記を『GLASS HEART』に改める。雑誌掲載分は『ラッキースター』(同誌2001年6月号)、単行本では『冒険者たち』よりイラスト担当が橋本みつるから羽海野チカへ交代となる。2009年、最終巻が幻冬舎バーズノベルスから刊行された。イラスト担当は藤田貴美へ交代となる。2010年2月より、コバルト文庫から刊行された分を藤田のイラストに統一して一部書き下ろしを追加し、順次バーズノベルスから刊行中。2011年2月にコバルト文庫既刊分の出版が終了した。今後は「ボーナストラック」としての番外編を1冊書き下ろす予定。所属していた学生バンドを「女だから」というだけの理由でクビになった西条朱音の元に、一本の電話がかかってくる。「大至急あんたのドラムが欲しい」「すでにメジャーデビューが決まっている」との言葉に半信半疑の朱音だが、その電話の主が音楽業界では有名な藤谷直季である事を知る。約束のままに翌日、藤谷・高岡尚・坂本一至と合流し、朱音は新しいバンド「テン・ブランク」になし崩しで参加する事に……。天才藤谷の元、デビューから順風満帆な活動をしている様に見える「テン・ブランク」。しかしその中では、メンバーそれぞれが音楽に対し、お互いに対して様々な思惑や葛藤を持っていた。曲作りやライブを重ねる度に成長する朱音の姿や、それをとりまく人間模様が描かれている。文庫版『LOVE WAY』(新書版は『熱の城』)収録の「オーヴァークローム クロニクル」をベースに、『イデアマスター』関連と、年代や時期を特定できる短編作品を追加。第1作『グラスハート』を基準年とする。『 』内は作品タイトル(印は新書版書き下ろし)。
出典:wikipedia
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