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西蒲区

西蒲区(にしかんく)は、新潟市を構成する行政区のひとつ。区内には角田山や多宝山、岩室温泉など、観光地・景勝地が点在する。巻地区(旧巻町)の大部分、西川地区(旧西川町)のほぼ全域、岩室地区(旧岩室村)の全域、潟東地区(旧潟東村)の全域、中之口地区(旧中之口村)のほぼ全域で構成され、区役所は巻地区(旧巻町役場、新潟市役所巻支所)に置かれている。なお区域にはこの他、現在南区の区域である味方地区(旧味方村)、月潟地区(旧月潟村)の飛地が含まれる。また巻地区のうち、四ツ郷屋は西区の区域となっている。区域のほぼ半分を水田が占める、市内有数の穀倉地である。前出の岩室温泉は、かつて北国街道の宿場町として発展した。またかつて巻地区の峰岡地域などを治めていた三根山藩は幕末期、戊辰戦争で敗れ窮していた長岡藩に米百俵を送ったことで知られる。前述の通り、旧町村の単位を基にした5つの地区により構成されており、区内には市街地が点在している。なお西蒲区では、旧巻町の区域をさらに「巻地区」、「漆山地区」、「峰岡地区」、「松野尾地区」、「角田地区」の5地区に分けて行政サービス等を行っている。これはかつての中学校区に即したものである。現在の西蒲区を構成している旧町村が新潟市へ編入合併した当時、住居表示を施行している町村は無く、また2007年春の政令市移行時にも、西蒲区内には住居表示を施行している箇所は一箇所も無かった。これは市内8行政区で唯一のことであった。巻地区中心部、岩室地区の和納、間瀬、西川地区の魲など区内の市街地・集落では古くから「一区」「二区」といった独自の表示や「堀山団地」「グリーンハイツ」といった団地の名称が通称地名(自治会の名称を兼ねる)として使われており、例として郵便物や宅配物も宛名を「新潟市西蒲区巻一区」とだけ書けば、地番を省いても基本的には届く。しかし区内各地区の地番は、配列に規則性が無いなど非常に煩雑となっている。そのため、土地勘のない他地区の住民や他市町村からの来訪者などは大いに不便を託っており、特に緊急車両の出動時には現場到着が遅延するなど、行政サービスの低下につながる可能性が指摘されている。また前述の通称地名を使用している地区においては、地番が記入されていない配達物が誤配・遅配となるケースが増加していることから、日本郵政グループや運送各社では宛先に通称地名を使用する場合でも、必ず地番を記入するよう呼び掛けている。また区内には、名称が重複する地名も混在している。その一例を挙げると、区内には美里(みさと)という地名が2箇所存在する。ひとつは前述した潟東地区にあり、新潟市へ編入した際に正式地名として登記されている(編入当時の地名は「潟東美里」)。一方、西川地区の押付の一部にも、宅地開発時の愛称に由来する通称地名「美里」があり、近隣を経由する国道116号には美里交差点が設けられている。なお「美里」は市内ではこの他、北区の豊栄地区(長浦地域)にも正式地名として存在する。このように西蒲区内の地名表記は、市内8行政区の中でも特に紛らわしくなっている。区内では編入合併以来、巻地区中心部や岩室地区の和納などで、住民の間から住居表示の実施を要望する動きが出ている。このうち後者の和納では、岩室駅と県道374号を中心とした周辺地区を三つの街区に区分けし、地名をそれぞれ「和納(一、二、三)丁目」と変更した上で住居表示が2012年10月29日付で実施された。この和納が区内初の住居表示施行箇所であるが、これ以降の施行予定に関しては2012年10月現在、具体化している箇所は無い。区内の市外局番は概ね0256(巻MA)であるが、中之口地区全域と巻地区の巻大原及び潟東地区の五之上は025(新潟MA)となっている。区内の主な病院は下記の通り。上記のうち新潟西蒲メディカルセンター病院は、かつて旧巻町の運営による巻町国民健康保険病院(町立巻病院)があった箇所に立地している。旧町立病院は戦後、巻町が吉田町(現燕市)との県立病院の誘致合戦に敗北し、その代替措置として1955年(昭和30年)に開院した。しかし周辺の総合病院と競合するなどして、開院以来慢性的な不採算が続き、2003年度末時点で約31億円の累積赤字を抱えるなど、新潟市との合併協議を進める上で最大のネックとなった。旧町立病院の施設は民間の医療法人「白美会」(茨城県の医療法人社団常仁会の傘下。南区で白根大通病院などを運営)に約13億円で譲渡することとなり、2005年(平成17年)10月の編入と同時に廃院された。その後、敷地内の施設は老朽化のため撤去されて改築され、2008年(平成20年)8月1日に現在のメディカルセンターが開院した。また区内には救急指定病院が1箇所も無いため、区内で発生した救急患者は市内の他行政区や燕市、三条市など近隣市村へ搬送されており、搬送距離が他行政区よりも長くなっていることが問題視されている。巻地区ではホッケーが盛んで、地区内の小学校では体育の授業でもホッケーが年数回行われている。これは1964年(昭和39年)年に行われた新潟国体で、当時の巻町がホッケーの開催会場となったことに端を発するものである。こうした経緯もあって、2009年(平成21年)に開催されたトキめき新潟国体では、巻地区の城山運動公園内にある多目的広場がホッケーの試合会場となった。1980年(昭和55年)の開設当初はクレーコートだったが、2008年(平成20年)に人工芝が敷設されてプレー環境が改善されている。区内の鉄道路線は実質越後線1路線のみ。上越新幹線が潟東・中之口両地区を通過しているが、沿線に駅は設けられていない。越後線の内野駅 - 新潟駅間は普通列車が昼間20分間隔で運行されているが、内野以西の吉田駅までの間は昼間概ね40 - 60分間隔と運行間隔が長く、80分程度間隔が開く時間帯もある。この他、朝の通勤時間帯には越後曽根及び巻で新潟方面へ折り返す普通列車が各1往復運行されている。現在、新潟市と燕市などの沿線自治体はJR東日本新潟支社に対し、吉田 - 内野間の運行間隔を内野以東同様、20分間隔に増発するよう求めている(越後線#現状も併せて参照)。2012年3月より、内野~吉田間を日中40分間隔のダイヤで運行する社会実験が行われたが、目標とした利用者の増加に至らなかったため、2015年3月に実験前の運行本数に戻された。かつては私鉄路線も存在し、旧中之口村内を新潟交通電車線が経由していた。村内には2駅があったが、1993年(平成5年)8月1日の燕 - 月潟間部分廃線の際に廃止された。西蒲区内を発着する路線バス及び高速バスは、全て新潟交通観光バスが運行している。区東部、南区に近い潟東地区の大原にある同社の潟東営業所が運行拠点となっている。巻から各方面、潟東営業所から南区白根を経由して各方面に至る路線網が構築されている。なお潟東営業所は、区役所潟東出張所などがある地区中心部からは大きく離れている。潟東営業所から白根・味方を経由して新潟市中心部に至る路線は概ね60分間隔で運行されているが、巻・西川・岩室・中之口の各地区を発着する路線バスの運行本数は非常に少なく運賃も割高である上、IC乗車カード・りゅーとの利用ができないなど利便性が著しく低い(2013年に終了したバスカードも使用できなかった)。このためJR以外の公共交通が非常に脆弱で、日常の交通手段を自家用車に依存せざるを得ない地域が非常に多いことから、市・区は今後何らかの方策を講じる意向を明らかにしている。その他詳細は新潟交通観光バス#新潟市西蒲区を参照。市・区ではこの他、巻駅を中心に区内各方面に至るコミュニティバス「区バス」を政令市移行前の2007年(平成19年)3月26日から運行している。市及び区が事業主体となり、新潟交通観光バス潟東営業所が運行業務を受託している。3月に最初に開設された路線は「中之口ルート」。中之口地区のうち、六分以南の地区は公共交通が脆弱な上に中之口中心部や巻地区への公共交通手段がなかったことから、2006年(平成18年)の社会実験を経て正式に事業化されたものである。巻駅前から巻地区東部の漆山、巻潟東IC、中之口出張所などを経由して中之口地区南部の潟浦新に至る。終点の新飯田橋バス停は、南区白根地区南部の新飯田(にいだ)と中ノ口川を挟んだ西側対岸にある。既存のバス路線と運行経路が重複する事や運行距離、採算性の問題等を鑑みて、市内他区の区バスで導入している全区間均一運賃ではなく、対キロ制運賃を採用している。なお、区ではその他の交通空白域についても今後区バスの路線を新設する計画を進めており、同年10月25日から2008年(平成20年)1月31日までの3ヶ月間、潟東地区と岩室地区で社会実験を実施。両ルートの試験期間中の運賃は全区間200円均一(小学生100円、幼児無料)に設定されたが試験運行の結果、正式運行には至らなかった。2011年からは、かつて新潟交通観光バスが運行していた吉田・間瀬線とほぼ同じルートで、燕市の吉田駅から岩室温泉を経由して間瀬に至る区バスの試験運行を夏季から秋季にかけて実施している。一方、高速バスは新潟市中心部から西蒲区方面に至る路線が2路線ある。いずれも北陸道・巻潟東ICから一般道に入り、巻線は巻駅など巻中心部、新飯田線は中之口、六分など中之口地区を経由して南区白根南部の新飯田地区に至る。また、IC上にある巻潟東バスストップは、新潟市から県内外各方面に至る高速バスを利用する事ができ、区は今後、同BSをパークアンドライドの拠点として整備を進めてゆく方針である。西蒲区では、江戸時代の書家である巻菱湖や、第36代横綱の羽黒山政司、キリスト教で社会奉仕活動家の本間俊平を輩出している。

出典:wikipedia

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