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礼砲

礼砲(れいほう)とは、国際儀礼上行われている、大砲を使用した、軍隊における礼式の一種である。空包を発射し、敬意を表明する。かつての大砲(前装砲)は連射ができず、再装填するには砲身の清掃や砲薬の充填などの作業が必要であったため、空砲の発射によって予め実弾が装填されていないことを証明し、敵意のないことを示すために行われたのが起源といわれている。英語では「Gun Salutes」という。礼砲の数は、受礼者の等級によって異なり、一般的には次の通りであるが、国によっては細部に差異があることもある。なお、受礼者としては主に外交官、将官等が想定されている。礼砲の習慣が行なわれるようになった当初は、礼砲は奇数、弔砲は偶数という慣例があっただけで、発射数に制限はなく、際限なく発射されていた。王政復古した直後のイギリスでは、苦しい財政事情の中で海軍の再建と拡充を行なわなければならなかった。そこで1675年、当時の海軍本部書記官長サミュエル・ピープスが経費節減の一環として礼砲の発射数を規定し、最大発射数を21発とした。この時定められた発射数が現在に至るまで踏襲されている。なお、礼砲実施中はマストに相手国の国旗や軍艦旗を掲揚する。礼砲射撃の間隔は、5秒ごとが標準とされ、自衛隊の実施要領でも3から5秒とされている。旧日本軍の海軍礼砲は、海軍礼砲令に以下の規定がなされていた。これらの礼砲を施行する艦には武官に対する時は大檣頂にその将旗を掲げ、文官に対する時は前檣頂に国旗を掲げる。外国の礼砲に対しては、同数を答砲する。礼砲の発射間隔は毎発5秒である。第二次世界大戦後、陸海軍を解体した日本では、しばらくの間、礼砲は行われていなかったが、1958年(昭和33年)4月1日から自衛隊が担当して行われることとなった。「自衛隊の礼式に関する訓令」により、防衛大臣が公式に招待した外国の賓客が日本国に到着し及び日本国を離去する場合や防衛大臣が国際儀礼上必要があると認める場合に行われている。また昭和天皇大喪の礼、今上天皇即位の礼の際にも自衛隊による21発の皇礼砲が撃たれた。外国の賓客に対する礼砲は、陸上自衛隊の特科連隊等において臨時に礼砲中隊を編成し、実施されている。東京で行われる場合、主に第1特科隊(東京都を警備地区とする第1師団の特科部隊)などで礼砲中隊が臨時編成される。105ミリ榴弾砲等を使用するが、105ミリ榴弾砲は現在全て退役しているため補給処等から一時管理替えして使用する。友好国の軍艦が東京湾を訪問する際、礼砲実施の申し入れがあった場合には、3門のMk 22 3インチ砲が設置されている三浦半島先端の観音崎警備所の礼砲台にて、水道通過時に礼砲が実施されている。海上自衛隊の自衛艦が外国を訪問する際にも礼砲交換が実施されており、練習艦かしま等は礼砲用の小型砲を装備している。

出典:wikipedia

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