LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

100万年地球の旅 バンダーブック

『100万年地球の旅 バンダーブック 』(ひゃくまんねんちきゅうのたび バンダーブック)は、手塚治虫原作のアニメ。国産初のTV2時間アニメとして1978年8月27日の第1回『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で10:00 - 12:00の時間帯に放送された24時間テレビアニメスペシャルの第1弾。2時間アニメと謳っているが、あくまでも枠時間であり実質的な放映時間は1時間34分。鉄腕アトムアニメで虫プロ倒産の憂き目を見、もうアニメはやらないと宣言した手塚を再びアニメに取り組ませた世界初の2時間テレビアニメ。当時の製作現場では制作デスクが失踪。放送1ヶ月切っているにもかかわらず、手塚の原画が入らず手付かずのシーンがあるなど製作現場は多忙のあまり修羅場と化していたという。初回放送時には24時間テレビ内で最高の28%という高視聴率を記録。本作の成功を皮切りに、以降も数年にわたって番組内で手塚アニメが放映され続けることとなった。また、この作品が嚆矢となって、「日生ファミリースペシャル」をはじめとする2時間枠のテレフィーチャーアニメが各局で製作されるようになった。一度きりのオンエアで放送後にビデオやキャラグッズ販売等の副次的収入による予算回収すら考慮されていなかったにもかかわらず、劇場アニメと比較しても遜色の無いほどの高いクオリティへと仕上がっている。当時多くの連載を執筆中で多忙を極めていたものの、手塚は本作に対し非常に意欲的に取り組み、原案・演出・作画にクレジットされている他に、全編に亘って絵コンテも切っており、劇中に挿入される地球の歴史の水彩イラストレーション原画まで手掛けているが、主要キャラクターデザインや美術設定・全ての作画チェックに関してまでは手が回らず、(当時)坂口尚に一任している。このように非常に手間をかけたため、スタッフの努力にもかかわらず放送日までには当初の予定通りにはできず、不完全なかたちのまま放映されてしまった。しかし放送後も手直しが続けられ、当時ネットがなかった地域の遅れ放送や再放送時(1978年10月4日19:00 - 20:54)にようやく完全版がオンエアされている。内容に洋画(2001年宇宙の旅、ドラキュラ、ウエストワールド、エクソシスト)のパロディ要素が見られるほか、主人公らがタイムマシンを駆使して空間座標を固定しつつ時間軸を朔行して元凶の巨大コンピュータ内部に侵入、これを撃破というメインプロットは1983年に『週刊少年チャンピオン』で連載された手塚自身の漫画『プライム・ローズ』に類似点が見られる。人種差別と環境破壊に反対・抵抗するクドー博士暗殺のため、独裁者総統ビドルは搭乗宇宙船ごと爆破を謀る。博士夫妻は幼い下の息子を人工冬眠カプセルで脱出させ、死亡。やがて、惑星ゾービにたどり着いた赤ん坊は、王妃タスカによって「バンダー」と名付けられ、我が子として育てられることになる。17年の歳月が流れ、バンダーは逞しい王子へと成長し、日々の糧を得るため狩りに出ていた。だがゾービ人の食肉は動物の尻尾に限られ、殺すことはタブーであるのに、地球人であるバンダーは、しばしば勢い余って殺してしまい、父王に咎められていたしかし一方で、父王はバンダーに武術の鍛錬を課し、『歪んだ進化により宇宙で最も残忍・冷酷で、争いの絶えない』地球の侵攻に備える戦士として育成してもいた。矛盾に悩みながらも、いつしか義妹ミムルと愛し合うようになるバンダーだったが、やがて己の出生の秘密を知り、宇宙海賊ブラック・ジャックのゾービ侵攻を機に宇宙へ出る。ピンクのウサギのような変身生物ムズと共に、惑星シリウス8のマリーナ姫を救ったのち、シャラク博士が『恐怖』を密閉したカプセルを、ビドル配下のドクダミと奪い合う。成り行きからブラックジャックと共闘するが、100万年過去へタイムスリップしたカプセルが地球に落下し、恐怖に取り憑かれた人類の歴史を目の当たりにする。さらに、両親が自分を救おうとして命を落とす瞬間に立ち会い取り乱すが、実は兄であったブラックジャックから「過去は変えられねえ。だがな、未来はいくらだって変えられるんだ」と叱責され、仇敵・総統ビドルに相対し、それもコンピュータ・マザーの操り人形だった事を知って、最後の戦いへと挑んで行く。ビデオ化されている他、2001年に『24時間テレビスペシャルアニメーション1978-1981』のタイトルで後継の他作品(『海底超特急マリンエクスプレス』、『フウムーン』、『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』)とセットでジェネオン・エンタテインメントよりDVD化。翌2002年に同じくジェネオン・エンタテインメントより単品として発売された。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。