モンスタートラックマッドネス(Monster Truck Madness)はマイクロソフトが発売したWindows用3Dレースゲームシリーズ。開発はTerminal Reality社。タイトルにあるとおり巨大な車輪に換装・改造した四輪駆動車モンスタートラック(ビッグフットなど現実に存在するブランド・車種も多数収録)のオフロードレースをテーマにしている。通常のレースゲームではコースをショートカットできないように極力コース外には出られなくなっているが、このゲームではまったく思想が違い、特にラリーコースではコース上に点在しているチェックポイントを順に通過すれば良いようになっており障害物も少ないため、大胆なショートカットも可能となっている。コース自体も実際のレースの物に比べると非常にデフォルメされており、落ちると大転倒する(ただしボンネット自体はへこむものの走行には問題がない)陸橋や車高よりも深い川、コースを横切る列車、果てにはお化け屋敷(丁寧にもチェックポイント通過時の音が専用の「悲鳴」)まで非現実的なコースも多い。コース自体も直線と45度の接続に限定して細かなカーブは省略するなど割り切りを見せている。コース外に行き過ぎた場合や転倒して復帰不可能の場合は、ボタンを押して救助を待ち復帰することが出来る。ただしこれも通常はヘリコプターだがステージによっては翼竜がモンスタートラックを吊り下げてコースまで戻してくれるなどいろいろなところにジョークが埋め込まれている。一方ではサーキット上に跳ね飛ばすことのできる物体が存在するなど現在で言う物理エンジンの考え方も導入されている。ヘルプファイルやアナウンスの声(普通のレースではありえないあおり文句も多数収録)まで日本語化されており、ヘルプファイルにはトラックとドライバーのプロフィールはもちろん、モンスタートラック運転ライセンスの取得手順やモンスタートラック競技の観戦者の統計といったトリビアまで収録されている。GamingZone経由でのオンラインマルチプレイヤー対戦に対応。1996年12月13日発売。当時としてはめずらしいDirectX対応ソフトとして発売された。ゲームモードなお、発売後にコースエディタが公開されており、ユーザーサイドで作成されたオリジナルマップを追加することが出来る。1998年6月5日発売。DirectXの性能向上に従い画像表現も大幅に向上。レースの時間帯を夜に設定するとヘッドライトを頼りにしたレースもプレイが可能となっている。オンラインモードでは無線機(ボイスチャット)が使用可能になった。前作のDrugモードに代わってオンライン専用モードとしてSummit Rumbleが追加されている。また、当時発表されたDirect Inputのフォースフィードバック機能に対応しており、ジョイスティック(Microsoft Sidewinder ForceFeedBack Proなど)、ホイールコントローラ(Microsoft Sidewinder ForceFeedBack Wheelなど)が車体の傾きに直接反応する機能も搭載している。後にSidewinder ForceFeedBack Wheelにバンドルされた。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。