丸数字(まるすうじ)とは、数字を丸で囲っているもののことである。丸付き数字(まるつきすうじ)とも呼ばれる。数字を丸で囲むことによってほかの数字と区別する目的などで多く使用される。手書きのころから、数字を丸で囲むことは頻繁に行われていた。丸数字は古くから使われており、出版にも使われていたことから、印刷機では活字として早い時期から実装されていた。また官庁などの刊行物においては、頻繁に使用される。国の法律・政令・府省令などや、自治体の条例・規則などでは、様式中で使う場合を除いて丸数字を使わないが、役所などに備え付けられている縦書・加除式の法令集・例規集では、項(各条の中で段落分けされた部分)の番号を丸数字で記載している場合がある。これは、ある時期以前に制定された古い法令・例規で、正式な条文には項番号が付されていないため、利用者の便利のために編集者が記載したものである。現在制定される法令・例規では正式な条文に算用数字で項番号を付している。六法全書などの法令文を載せた書籍において箇条書きの先頭に丸数字が書かれることがある。実際の法令で漢数字とされている場合に、法令文の載せた書籍においては丸数字で置き換えてかかれることが多い。新聞では年齢を丸数字で表現することがある。名前の後ろに年齢を丸数字で表記する方法である。巻数を丸数字で表現することが多い。設問において、選択肢の数字を丸で囲むことでその項目を選択したことを表す用法として使われる。電算処理のためにマークシート用紙を使用する選択肢の場合は、逆に選択番号そのものを丸数字にして、マークシート用紙上の丸数字を塗りつぶす使用方法で使われる。歯科医療においては歯の状態を示すために、丸数字や二重丸数字が使用される。囲碁において、紙面などで碁盤上の対局の局面を表す方法として使用される。白、黒の石ごとにそれぞれ黒、白で数字を記載する。麻雀の牌譜を文字で記録する場合、筒子を丸数字で表す場合がある。競馬や競艇、オートレースなどでは、馬番や選手番号などの競技対象を区別する番号を丸数字で表記する。スポーツ新聞などにおいて勝敗を予想するときに「本命」や「穴」などを示すために、白丸数字だけでなく、二重白丸数字や黒丸数字などが使用されることも多い。数字を丸で囲むことを利用した娯楽は数多く存在する。ワープロソフトなどの中には数字と丸を組み合わせる、「囲い文字」という機能が付いているものがある。これは、丸などの中に数字などを入れて、囲い文字を作成する方法で、この方法によって丸数字を作成することもできる。また、合成用の丸 (U+20DD) を数字の後につけることでの表現も可能。例えば丸で囲んだ「1」()は、U+0031, U+20DDのシーケンスで「 」のように表せる。
出典:wikipedia
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