『ボクハ・キミガ・スキ』は谷山浩子の18作目のアルバム、または谷山浩子による小説の一つ。収録曲はラブソング尽くしとなっている。以前の谷山浩子は歌詞を先に作っていたが、このアルバムでは曲を先に作っている。収録曲の「COTTON COLOR」では一見意味のない言葉を使っている様に見えて実は逆から読むと意味の通る英文となっており、その内容は母が沢山の男の子を殺し自分も殺されたという猟奇的な内容となっている。タイトル曲「ボクハ・キミガ・スキ」は谷山浩子の同名の小説（後述）をイメージした。 小説『ボクハ・キミガ・スキ』1991年6月に集英社のコバルト文庫より発売された。緑ヶ丘高校に通う女子生徒ルゥが風の様に透き通った少年ナオが親友一樹へわざと彼の恋人にちょっかいをかけたりと訳の分からない悪戯をしているのを見て、次第に彼が同性である一樹が好きだという事を知っていくというストーリーで、いわゆるやおい小説である。

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