ヤマニンパラダイスはアメリカ合衆国で生まれ日本で調教された元競走馬(外国産馬)で、現在は繁殖牝馬となっている馬。競走馬時代の1994年に阪神3歳牝馬ステークスで優勝し、同年JRA賞最優秀3歳牝馬(旧称。現在のJRA賞最優秀2歳牝馬)を受賞した。なお、馬齢は旧表記(数え年)で統一する。父にダンジグ、母に米GI2勝しケンタッキーダービーで1番人気(19着)に支持されたアルセア(父にアリダー、半弟にトワイニング)という世界的良血の本馬は浅見国一に見出されキーンランドのセールで80万ドルで落札された。その後、浅見厩舎に入厩しデビュー前から調教・血統ともに話題を集め、1994年9月10日に中京の新馬戦で武豊を鞍上に迎え、圧倒的人気に応えレコードで快勝した。続くいちょうステークスは話題の外国産馬ヒシワールドに1番人気は譲るものの連続レコードで快勝した。そして迎えた阪神3歳牝馬ステークスは重賞勝ちがないにもかかわらず1.2倍という圧倒的大本命に支持された。レースはエイシンバーリンのハイペースな逃げに引っ張られ、先に抜け出したスターライトマリーと粘るエイシンバーリンを捕らえレースレコード(当時)で快勝。無敗の3歳女王に輝いた。故障(骨折)等もあり、外国産馬はクラシックに出られないため、ニュージーランドトロフィー4歳ステークスから始動したが1番人気を裏切り6着に惨敗。またも故障を発症し休養に入った。翌年3月に戦線に復帰したものの3歳時の輝きは失われており馬券にも絡めないレースが続いた。12月のオープン特別ポートアイランドステークスで2年ぶりの勝利をあげ、翌年の京都牝馬特別2着、マイラーズカップ・京王杯スプリングカップ3着と復活の兆しは見せたものの、6月、マーメイドステークスの追い切り中に骨折を発症し引退。繁殖入りした。引退後は北海道の錦岡牧場で繁殖入りし、初仔ヤマニンセラフィムが京成杯勝ち。3番仔のヤマニンアルシオンが阪神ジュベナイルフィリーズ2着と、ある程度の繁殖成績をあげている。
出典:wikipedia
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