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平成武装正義団

『平成武装正義団』(へいせいぶそうせいぎだん)は、山口貴由による日本の漫画。『コミックジャックポット』(リイド社)の1992年1月10日号から9回にわたって連載された。悪の限りを尽くす不良集団「邪の目七人番長」と、かつて彼らにイジメを受け復讐を誓った主人公「神風 零」との戦いを描く。時は世紀末。東京は「私立明鏡高等学校」に、ある日“神風 零”と名のる転校生がやってきた。彼は白ランの下に赤いプロテクターを着込み、更にグローブ、鉄キンレガースで武装するという異様ないでたちで、「自己防衛のためには暴力も厭わない」という考え方の持ち主だった。混迷の時代であるとはいえ、この過激な主張を行う男を周囲は白眼視していた。しかし、彼が「邪の目七人番長」と呼ばれる非行グループのひとり“カメレ男”を撃退したのをキッカケに、その武装理由が明らかとなる。実は零は中学時代、明鏡高校のあるこの街で「邪の目」から凄惨なイジメを受けていた。そして一度は東京から逃げ出したのだが、復讐を誓いかつて暮らした場所に舞い戻ってきたのである。彼の武装は、「邪の目」との闘いへの備えに他ならなかった。悪漢を撃退した零は、周囲からも一目置かれる存在となった。だがそれは同時に「邪の目」のメンバーである“ジャッカル”、“キカイ田”、“サドラー”らによる明鏡高校殴り込みをも招いてしまう。級友の“神崎スミレ”、“右手番長”の協力(?)のもと、からくも彼らの撃退に成功した零だったが、戦闘によって自身の攻撃の要である脚を負傷し、入院することとなる。「邪の目」襲撃によって学校や無関係な生徒達にまで被害が及んでしまい、病室で落ち込む零。責任を感じた彼は、武装を捨て素手で戦うこと、そして退学することを決意し、見舞いにやってきたスミレと右手にその旨を告げる。スミレ達が病室を辞して後、看護婦に化けた「邪の目」の“サメ島”、“アタマ田”が零を襲った。戦いの場を無人の海岸に移して、零と「邪の目」の最終決戦の火蓋が切られる。彼はその闘いの最中“何か”に目覚め、そしてそこに“本当の自分”を発見するのだった。サメ島、アタマ田を一蹴し、遂に「邪の目」ボス格である“魔天朗”が現れる。零の渾身の一撃で頭部を割られ悲鳴を上げる魔天朗。真っ二つになった頭を支えながら海の向こうへ逃走する彼に対し、零は高らかに宣言するのだった。「いつでも こい!」「邪の目(じゃのめ)七人番長」は東京周辺で活動する住所不定の不良集団(既に学生ではない様である)。異形の外見や超人的能力を持つ者達。強姦、殺人、極悪非道の限りを尽くすが、その証拠となるものは隠蔽するため警察には捕まらない。犯罪を行う場所は主に人のいない海岸である。中学時代の零をイジメにイジメ抜いた。作中では彼らがしばしば自らの性器を露出させるシーンがあるが、その場合(表現の都合上)妙なデザインのコンドームを装着していることが多い。コミック巻末に掲載された山口貴由のあとがきによれば、本作は当初「神風 零を中心に有志が集まり、武装グループを結成して悪の番長達と対決する戦隊ヒーローもの」になる予定だった。しかし山口は団結やチームワークを描くスタイルが当時は得意でなかったと綴っており、ほとんどの敵を零ひとりで倒す展開になってしまった。結果的に「平成武装正義“団”」というタイトルに対してはややちぐはぐな内容になってしまった。本作の主要キャラクターデザインや導入部のプロットには、後に発表された『覚悟のススメ』との類似点が多く認められる。インタビューなどで山口は、本作が『覚悟のススメ』の原型的作品であると語っている。

出典:wikipedia

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