The O（ジ・オーツー）は、イングランドのロンドン南東部グリニッジ半島にある大規模娯楽施設。旧ミレニアム・ドーム（2000年12月31日閉鎖）の再開発事業（増改築整備）により、2007年に開業となった施設である。アンシュッツ・エンターテイメント・グループ（AEG）が2005年にミレニアム・ドームを再開発し、2007年6月23日（プライベートイベントを開催、一般公開は翌24日）に大規模娯楽施設「The O」として再開業した。なお、ミレニアム・ドームを巡ってイギリス政府と直接契約を結んでいるのはメリディアン・デルタ（999年間のリース契約）で、同社がAEGにサブリースしている。また、Oはイギリスの携帯電話会社の名称で、AEGが同社に命名権を売却している。当施設内にあるOアリーナは2012年のロンドンオリンピックおよびパラリンピックの屋内会場の一つとなっており、オリンピックでは体操やバスケットボールの競技が行われた。なお、両大会期間中はIOCの規定により、ノース・グリニッジ・アリーナ (North Greenwich Arena) という名称に変更されている。Oアリーナ (The O Arena) はThe O最大の施設で、23,000席を持つ欧州最大の多目的アリーナとして知られている。indigOは2,410名収容のナイトクラブで、コンサートのアフターショーやプライベートイベントなどに対応されている。Oバブル (The O bubble) は2007年11月にオープンした博物館で、主にマイケル・ジャクソンの展示会が開催された実績がある。Cineworld @ The O（シネワールド）は11スクリーンを持つシネマコンプレックス。

出典:wikipedia