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南部の火祭り

南部の火祭り(なんぶのひまつり)は、山梨県南巨摩郡南部町を舞台に、お盆に開催されるお祭り。元々は富士川沿岸の各地区にて送り盆の火焚き行事や川供養の行事などが発展したものであり、第二次世界大戦前は町内の各地域でも百八たいや投げ松明などがおこなわれていた。しかし戦後はこれらの行事は次第に廃れていき、行なわれなくなっていった。睦合村と栄村と合併した南部町は1960年(昭和35年)頃より復活させ、町を中心に各地区合同の行事として「南部の火祭り」が行なわれようになった。本来送り火の行事は8月16日であり、南部の火祭りも昭和の頃は8月16日に行われていたが、盆休みによる帰省時や観光客の都合から平成に入ると1日早い8月15日に行われるようになり、現在に至る。高さ十数mの竿の上に設けられた蜂の巣(藁で敷き詰めたもの)にめがけて松明を振り回して投げ入れる。燃え尽きた後は竿を振って蜂の巣を落とす。内容は富士市で行われているかりがね祭りとほぼ同様であるが、かりがね祭りは誰でも参加できるのに対し、南部の火祭りの投げ松明は地域の子供クラブが行っている。第二次世界大戦前は8月14日から16日までの3晩行なわれ、松明はスギの木を割ったものを竹のタガで縛った物が使用されていた。南部の火祭りになってからは使い古された布を針金でくくり、廃油や灯油を染み込ませたものを使用している。町内の各寺院から古くなった塔婆を集め、積み重ねて大松明に仕上げたもの。午後7時頃に僧侶による読経が流れながら点火する。人間の百八の煩悩を炎で除去、あるいは死者の慰霊や稲の害虫であるウンカを虫送りする意味があると言われる。富士川の両岸約2kmに百八基の円錐形のたき木の山を作る。夜8時にサイレンが鳴り、同時に点火する。百八たいが点火された後、二尺球を中心に3,000発の花火が打ち上げられる。睦合側のメイン会場ではカラオケ大会などが行われており、屋台もそこに集中していた。しかし南部町の財政難により近年では規模が縮小されている。富士川堤防を登ると投げ松明や百八たい、花火を見ることはできる。屋台は焼きそばやたこ焼き、ジャンボフランクなどの定番ものが数軒出るが、飲食物などは途中のコンビニエンスストア(デイリーヤマザキが1軒有る)や商店で調達してもよい。

出典:wikipedia

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