竹中 直純(たけなか なおずみ、1968年8月15日 - )は、日本人の実業家、プログラマー。ハンドルネームはnt。eチケット・2ちゃんねる検索・モリタポ・コッソリアンケート・レコミュニ・BCCKSなど、多くの電子商取引・電子通貨・音楽配信などの設計・システム開発に携わった。福井県敦賀市出身。イレギュラーズアンドパートナーズ(I&P)取締役、未来検索ブラジル代表取締役大統領(創業者)、タワーレコード取締役兼最高情報技術責任者(グループCTO)、ナップスタージャパン取締役、2ちゃんねるIRC管理人、ニワンゴ取締役などを歴任。現在はディジティ・ミニミ代表取締役社長(1997年6月の創業より関わる)、未来検索ブラジル取締役、東京プラス取締役、武蔵野美術大学非常勤講師、株式会社BCCKS取締役(創業に関わる)、株式会社レコミュニ代表取締役(創業に関わる)、デジタル・スタジアム(NHKBS2)で2003年からキュレーターなどを務めている。1990年代中盤から2000年まで坂本龍一のインターネット上での表現活動(「D&L Tour」「f」「Trio Tour」「LIFE」など)をサポートした。村上龍とも交流があり、希望の国のエクソダスの主人公の一部は竹中直純をモチーフにしている。また川端裕人の『The S.O.U.P.』にも執筆協力をしている。音楽(特にテクノ)とガンダムと自転車とフルーツを好み、アートに造詣が深い。サイバーエージェントの藤田晋とは同じ福井県立武生高等学校出身である。その職歴から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの卒業生と思われることがあるが、大阪府立大学総合科学部出身(中退)である。2009年3月、NHK BS1の報道番組『今日の世界』でTwitterが特集され紹介された時のコメンテータである。情報の金銭的価値が目減りすることへの危機感から、検索サービスを有料にすることを試行し、その価値流通手段としてモリタポを実装した。西村博之の反対を押し切ってコードをきわめて短期間で書いたようだが、どのような点での反対だったのかは不明である。株式会社PTP創業者の一人であり、全録装置「SPIDER」開発のきっかけを作った。2000年頃にメディア・アーティスト協会主催で、ムーンライダーズの未発表音源を素材とし、mp3エンコーダの音質比較実験するという企画を発案し、実行した。2004年に起業したレコミュニ社ではSNSと音楽配信を融合し、著作権クリアランスに対し一歩踏み出したサービスを提案したが、SNS事業は盛り上がりに欠け、2008年にサービス内容を配信寄りに修正している。しかしレコミュニからOTOTOYと改名した後、2010年現在、CDパッケージの枠にとらわれないHQDと呼ばれる高音質データの販売や、2009年10月に音楽配信サービスで購入したデータに所有感を伴わせることへの試みとしてLIFETIMEを提唱、レビューとしてTwitterを積極的に取り入れるなど、独特のポリシーを持つ音楽配信メディアとして活動している。また、OTOTOY内で津田大介、川崎和哉、滝口幸子らとともに「タメトーク」というPodcast番組を持ち、ネット周辺のトピックについてさまざまな発言をしている。「Web上のコンテンツは書きっぱなしのものが多く、今までのメディアで培われてきた編集の良さを発揮する場がない。終わりの無いダラダラしたテキストも良いが、これで終わりと区切られた作品も大切。本という形式は数千年耐えてきたフォーマットなのだから使わない手はない。ディスプレイ広告はネット市場では通用しないのか」といった様々な問題意識から、松本弦人や伊藤ガビンなどと共に2007年に創業した。入念にデザインされたテンプレートにそって写真、テキストをはめ込めば、誰でも美しくレイアウトされた「bcck」を作ることができるサービス。2010年3月よりオンデマンドシステム「bccksbunko」による「天然文庫」の出版を開始している。第三者のbcckを誰でも購入でき、自分以外のbcckを購入すると販売価格に含まれている印税が著者に支払われるといった特長がある。2012年よりepub3上位互換のbxmlを策定し、書籍の構造上必須な要素を入れ込むことで、電子書籍を完成させるとそのまま紙の本に出来るシステムを「あたらしいBCCKS」として再構築した。発表会で配られた資料によれば、このプラットフォームによって「出版フローの再定義」を目指す、としている。
出典:wikipedia
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