大阪市立工芸高等学校(おおさかしりつ こうげい こうとうがっこう)は、大阪府大阪市阿倍野区に所在する市立の高等学校。工業科のデザイン系の学科と、普通科の美術科を併設している、デザイン・美術系の専門高等学校である。同校の本館は、ドイツのヴァイマル工芸学校(後のバウハウス)をモデルとして設計され、1924年に竣工した。本館は2000年12月12日に、大阪市指定有形文化財に指定されている。また2008年には日本の産業近代化を支えた技術者教育の歩みを知る事が出来る施設として、近代化産業遺産に認定されている。夜間定時制課程をもつ大阪市立第二工芸高等学校、および工業デザイン系の専修学校・大阪市立デザイン教育研究所と学校敷地を共有している。1923年に旧制中等工業学校修業年限5年の大阪市立工芸学校として、大阪市立泉尾工業学校(現在の大阪市立泉尾工業高等学校)の校舎を間借りする形で創立した。翌1924年に現在地に移転した。創立間もない頃、山口正城がドイツのバウハウスの教育を取り入れた。戦前、国内でバウハウス式教育を実践していたのは同校と東京の新建築工芸学院だけだった。学制改革により、1948年に現在の大阪市立工芸高等学校が発足した。一時期普通科を併設していた時期もあったが、基本的には工業科のデザイン系学科と普通科の美術科を擁する専門高等学校として運営されてきた。またかつては夜間定時制課程を併設していたが、定時制は1953年に大阪市立第二工芸高等学校として分離独立した。1993年に従来の工業科のデザイン系学科(金属工芸科、木材工芸科、デザイン科、建築科、写真工芸科)を改編し、現在のビジュアルデザイン科、映像デザイン科、プロダクトデザイン科、インテリアデザイン科、建築デザイン科を新設した。
出典:wikipedia
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