パンド県 (Departamento de Pando)は、ボリビア北部の県。北側はブラジル国境で、南側はラパス県、東側はベニ県とブラジル、西側はペルーと接している。中心都市はコビハ。人口は約60.995人。熱帯性気候で県土の大部分は森林や川で埋め尽くされている。低い土地は水害が多いことが特徴で、何ヶ月も水が引かないこともある。したがって、陸路は乾期の時にしか使えず、雨期には空路か或いは水路を使用しなければならない。面積は63.287Km²で海抜約280メートル。現在の国の憲法によると、県の最高権限を持っているのは県知事であり、この権限はいくらか制限された大統領のものに似ている。2005年度から県知事は一般市民の選挙によって選出され、任期は5年間である。(それ以前は、県知事は大統領に指名されていた)パンド県の県議会は8人の議員によって構成されていて、最低でも各郡に議員1名は配置される。各議員の選挙は、自治体によって行われる。パンド県は以下の5つの郡がある。現在コビハの最も大きな経済活動は鉱業とアーモンド生産で、その大部分がブラジルに輸出されている。鉱業では金、リチウム、朱、チタン鉄鉱、ボーキサイト、宝石などが見つかっている。パンド県の気候は熱帯地域そのもので、農業では、トウモロコシ、カカオ、コーヒー豆、ユカ(マンディオカ)、米、熱帯果物、野菜などが生産されている。この地域の土地の豊かさのおかげで、牧畜は地域の住民のための重要な活動である。釣りに関しては、川はパクー、スルビ、ドラード、パロメタ、サーバロ、バーグレ、ブランキーオなどの豊富な種類の魚の生息地である。
出典:wikipedia
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