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来るべき世界 (漫画)

『来るべき世界』(きたるべきせかい)は手塚治虫のSF漫画。1951年、大阪の不二書房より上下2巻の作品として刊行された単行本書き下ろし作品で、このときの版では、上下巻に「THE WORLD OF THE FUTURE」「NEXTWORLD」の英題の記載と、上巻には「前編」、下巻には「宇宙大暗黒篇」という副題があった。『ロストワールド』『メトロポリス』と並んで、手塚治虫の「初期SF3部作」と呼ばれる作品の一つである。当時の東西冷戦を背景に、人類の存亡をめぐる大河ドラマが展開された。3部作の他の2作と比較した場合、本作は分量の点では最長で、多くの立場の異なるキャラクターを同時並行で描く群衆劇、いわゆるグランドホテル形式であることが大きな特徴である。また、人類を超える「超人類」と呼べる登場人物により人類を相対化するという手法は、その後『0マン』など複数の手塚作品でも用いられることになる。日本の科学者・山田野博士は核実験場の島で未知の高等生物を発見し、捕獲する。山田野は、これは人類の危機に対する警告であると国際原子力会議で報告するが、鋭く対立するスター国・ウラン連邦という2つの超大国はメンツを張り合うばかりでそれに耳を傾けようとはしなかった。やがて、この両国は些細なことから全面戦争に突入し、両国と日本の少年少女はそれぞれ数奇な運命に巻き込まれていく。一方、山田野の連れ帰った高等生物はフウムーンと呼ばれる知的生命体であり、彼らはまったく別の地球の危機を理由としてある計画を立てていた。日本テレビの24時間テレビ 「愛は地球を救う」のスペシャルアニメとして『フウムーン』のタイトルで1980年にアニメ化された。ビデオ化されている他に、2001年に『24時間テレビスペシャルアニメーション1978-1981』のタイトルで後継の他作品(『100万年地球の旅 バンダーブック』、『海底超特急マリンエクスプレス』、『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』)とセットでジェネオン・エンタテインメントよりDVD化。翌2002年に同じくジェネオン・エンタテインメントより単品として発売された。不二書房の前編は再版の際に冒頭部分の描き直しがあり初版とは内容が一部異なっているが、一般的に収録されているのは描き直し後のものである。例外として、不二書房版の復刻本である『虫の標本箱2』(ふゅーじょんぷろだくと)と『SF三部作完全復刻版と創作ノート』(小学館クリエイティブ)には冒頭のみが異なる前編の単行本が2冊収められている。

出典:wikipedia

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