ファーティフ・スルタン・メフメト橋(トルコ語:Fatih Sultan Mehmet Köprüsü)は、イスタンブールを2つに分けているボスポラス海峡に架かる吊り橋である。イスタンブールを征服し、「征服者(ファーティフ Fatih)」と呼ばれたオスマン帝国の皇帝、メフメト2世に因んだ名称である。第二ボスポラス橋(Second Bosphorus Bridge)の通称でも知られる。に位置し、ヨーロッパとアジアを結ぶ。欧州自動車道80号線()及びアジアハイウェイ1号線()が通る。日本の政府開発援助のもと、石川島播磨重工業(現IHI)や三菱重工業などにより建設され、1988年に完成した。同年に開通した瀬戸大橋とは姉妹橋の関係にある。交通量は約150,000台/日で、主に通勤などに用いられる。橋の西側約1kmの場所には本線料金所が設置されており、ヨーロッパ側からアジア側へ向かう車線に限り、通行料が前払いの形で徴収される。料金所では渋滞の発生が顕著である。歩行者は通行できない。当橋梁を抱えるトルコ・イスタンブールは、アジアとヨーロッパの両方に跨っており、位置付けが曖昧である。これは日本の下関市や鳴門市と事情が似ている。さらに両者は、海峡部をまたぐ吊り橋が架かっているという点などにおいても共通している。なお、イスタンブールと下関市は姉妹都市の関係にあり、また当橋梁と関門橋は共にアジアハイウェイ1号線(A1)に指定されている。
出典:wikipedia
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