テクノポリス ("TECHNOPOLIS") は日本の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の1枚目のシングル。または同シングルに収録された曲。「ライディーン」と並ぶYMOの代表曲。ピンク・レディーの一連の楽曲を坂本龍一が分解・研究し再構築した「東京歌謡」。以前にもライブでピンク・レディーの「ウォンテッド」がカヴァーされたこともある。坂本本人は「単に売れる曲を書いてやろうと思って」とのコメントを残している。アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』からシングルカットされたものではあるが、アルバムとは異なるヴァージョンとなっている(後述)。録音を開始したのが3月6日だったが、5月末までダビングを行った。録り直しが多く、小池光夫は大変だったと回顧している。コンピュータによる自動演奏の印象が強いが、コンピュータ・プログラマーの松武秀樹とレコーディング・エンジニアの小池光夫によれば、トラック数不足から同期信号を消した上に録音することになった関係で「7割くらい手弾き」である。レコーディング当時のトラックシートには坂本の字で「根性のBRIDGE」と書いてあった。また、シートに書いてある仮タイトルは「うさばらし」だった。サビは坂本の手癖となっており、YMOのアルバム『BGM』収録の「U・T」や、坂本のオリジナルアルバム『CHASM』収録の「Seven Samurai - ending theme」のサビもやや似たフレーズとなっている。シングルは1979年10月25日にアルファレコードよりリリースされた。レコード番号はALR-1016。国内盤シングルのジャケットにはアルファのロゴの他にA&Mレコードのロゴのものも存在する。国内プロモーション盤には、不透明ピンク色のものが存在する。本作のミュージック・ビデオは鉄骨の背景と合成された坂本の顔面のアップと、UFOからメンバー3人が降り、合成された東京の街並みの中を歩いたり、銃撃戦を行ったりするシーンや実際の東京の繁華街の映像などで構成されている。ミュージック・ビデオ集『COMPUTER GAME』(1983年)にVHSで初収録され、『YMO Giga Clips』(1998年)にて初DVD化された。シングルカットされたヴァージョンとアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』に収録されているバージョンは別のもので、以下の違いがある。なお、シングルヴァージョンはYMOのベストアルバム『UC YMO』や『テクノ・バイブル』、「青春歌年鑑」の1980年盤に収録されている。初CD化は、1987年発売の「YMO ヒストリー」である。また、アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』に収録されているテイクでは、フェイドアウトする直前(3分55秒付近)に「テクノポリス」と囁いている声が聞こえる。
出典:wikipedia
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