ダンクエスト 魔神封印の伝説(-まじんふういん-でんせつ-)は、1995年7月21日にテクノスジャパンから発売されたスーパーファミコン(SFC)用ビデオゲームである。マルキーズの城下町と城内、4つのダンジョン(坑道、塔など)を歩く、話しかける、調べる、剣で突くといった、単純にボタンを押すだけのアクション操作で調べまわる、ストーリーとイベントを探して楽しむゲーム。登場する町の人それ以外の人全員に名前と何らかのイベントがあり、ストーリーの本筋に関係のあるところ、無いところに関係する。マルキーズ王国があるラスター島には、この地に魔神を封印したという伝説がある。その封印された魔神が復活するという予兆があり、マルキーズ7世は魔神の復活に備えて勇者を募集している…という話で城に集まった者、主人公とそのライバル、ローズやニックたち。しかしこの魔神封印伝説は王様の持ち出した建前であり、勇者を集めた真意は別なところにあった。真偽も定かではない魔神復活話を本物の危機と聞かされている勇者たちが真摯に話を進めていく中、ゲームの話の中心とは関係なく王城来賓室にふらりと客がくつろいでいる。とくに何ということもなく主人公の話しかけに付き合ってくれるこの客、魔導士メディナロズこそ王様も本気にしていなかった魔神封印の伝説の封印を解こうとする黒幕なのだが、封印を解く鍵を分かりかけているのだが肝心なところをもうひとつ掴めていないようであった。そんなことも知らず、復活なんてホントにあるとも思っていない王様は自分の語った魔神復活に沿って主人公たちにダンジョン探索を進めさせる。ゲームも中盤まで進もうかという半ば早々、探索の中の1つであった仕事で、主人公ははからずメディナロズを倒すことになる。これによって誰とも知らず、魔神復活を企む魔導師による危機は終わるのであった。そしてゲームは進み主人公も最高の勇者の称号デュークを手にするのであった。まさかホントに魔神の復活が企まれていたとも知らない王様も含めて、大団円。勇者となった主人公を祝う席上では、勇者の座を競い合ったライバルたちが主人公を祝福する。その中でライバルのひとり、ニックの何気ない振る舞いは魔神の封印を解く最後の条件であった。唖然とする同席の主人公とライバル一行、ニックだけは封印を解く条件を知らず、ついまんまと魔神を復活させてしまったのであった。魔神を倒した後、魔神を倒すというストーリーはここに終わりエンディングを迎える。その後。王様はびっくりした様子であった。まさかホントに魔神が復活するだなんて思っていなかったのである。もう一度自由行動でダンジョンを深く潜ると勇者候補だったライバルの一人、ローズが冒険を進めている。今回の冒険の本当の目的が何であったのかを聞かされている主人公はちょっと気まずい思いをしないでもなく進んでいく。教会の窓の外では大きく青空が広がり一時の未来を映し出すかのような無声ストーリー、店には今まで見たこともない装備が新たに仕入れられている。ダンクエストには、まだまだ主人公の見ていない、どこで終わるか分からない物語が残っていることを感じるのであった。このような骨太のメインストーリーを骨格に持ちつつダンクエストでは、マルキーズの住民やタンス、窓から肖像画、貧乏神や宝箱の裏に至るまでごくごく私用な話がからまって主人公をバックグラウンドストーリーの一部に巻き込むのであった。
出典:wikipedia
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