えにわコミュニティバスとは、北海道恵庭市で運行されているコミュニティバスである。2系統が運行されている。愛称はecoバス。それまで恵庭市内におけるバス路線は、北海道中央バスの千歳線やジェイ・アール北海道バスの恵庭線などが存在したが、JR千歳線近辺や国道36号近辺に集中していた。そのため、これらの路線でカバーできない地域を連絡する運行系統となっている。3路線が設定され、それぞれシンボルカラーと花の名前の愛称がつけられた。2010年12月1日より、それまでの3ルートとジェイ・アール北海道バスが運行していた恵庭線を統合し、乗り換え無しで市内全体を循環運行する実証運行を行っている。2010年12月1日現在。JR島松駅 - 恵庭北高校前 - 恵み野旭小学校 - 図書館 - JR恵み野駅JR恵み野駅 - 北恵庭駐屯地 - 恵庭中学校 - 市役所 - JR恵庭駅西口JR恵庭駅西口 - 恵庭シティホール前 - 川沿大通 - 恵庭南高校前 - 恵庭公園 - 森永乳業前 - JR恵庭駅東口JR恵庭駅東口 - 文教大学前 - 総合体育館前 - 有明団地 - 中島公園 - 保健センター - 図書館 - JR恵み野駅JR恵み野駅 - 柏陽中学校 - 補給処 - 島松寿町 - JR島松駅原則として、なお、この他に区間便や朝通学時間帯運行の直行便（JR島松駅→恵庭北高校前、JR恵庭駅→恵庭南高校前）なども運行される。愛称はすずらんコース、シンボルカラーは■緑。恵み野駅の東側を巡回したのち、恵庭駅の西側を循環運転し恵庭駅へ至る6の字型の系統。平日8.5往復、土曜・休日6往復が運行されていた。北海道中央バス（大曲営業所）の担当。愛称はさくらコース、シンボルカラーは■オレンジ。恵み野駅の東側を恵庭西線とやや異なる経路で巡回したのち、西側に抜けて北恵庭駐屯地方面へ至り、その後恵庭駅西口から恵庭駅の東側を巡回して恵庭駅東口へ至る6の字型に近い系統。平日8.5往復、土曜・休日6往復が運行されていた。ジェイ・アール北海道バス（長沼営業所）の担当。愛称はなのはなコース、シンボルカラーは■青。島松駅から恵庭駅までを蛇行する形で南北に結ぶ路線。既存バス路線の便の悪い西島松地区・北柏木地区も経由していた。平日8往復、土曜・休日6往復。ジェイ・アール北海道バス（長沼営業所）の担当。各系統ともそれぞれ専用のバスを用いている。35人乗り程度の小さめのバスで、車体色をそれぞれ路線のシンボルカラーに揃えている。1乗車あたり、大人200円・小学生100円の均一運賃である。障がい者は半額となる。通学運賃が以下のとおり設定されている（いずれも現金のみ）。回数券は1000円（100円×14枚）、500円（50円×14枚）の2種類が発行されている。恵庭市バス（国鉄バス長恵線廃止代替）の回数券と相互利用が可能である。各バス会社のカードや乗車券類（ジェイ・アールバスカードなど）は利用できない。

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