情報工学科(じょうほうこうがっか)は、大学の学科のひとつ。情報工学の教育、研究がなされる。なお、日本の大学の「情報工学科」では、英語名はComputer Science(コンピュータ科学)としていることが多い。なぜなら、英語圏ではComputer Scienceの語が圧倒的に通りが良いし、たとえばIT業界で学歴として「CSの学位」はほぼ必須である一方、英語の意味を学位として解するのは困難である。日本の多くの大学で、工学部、理工学部に属している。情報工学部など、単独で学部になっているケースもある。同様のカリキュラムを持つ学科として情報システム工学科といった名称の学科を設ける大学もある。また、電気工学・電子工学等と併せ、電気電子情報工学科などとしたり,通信工学等と併せ情報通信工学科と,関連学問分野と併せた学科を設立するケースも多い(海外のコンピュータ科学科の例では、バークレイやMITは「EECS」と、電気電子分野と一緒になっている)。情報工学自体が比較的歴史の浅い学問であり、それよりも歴史のある大学における情報工学科の多くは、工学部の電気系学科より派生した歴史を持つ。京都大学(工学部)および大阪大学(基礎工学部)に1970年に設置されたものが日本で初めての情報工学科である。(ただし京都大学、大阪大学ともに現在は情報工学科という名称は用いていない。)情報科学を掲げる学科として情報科学科がある。情報科学科は理学部に設置されることが多く、その歴史として数学科や応用数学科等から派生していることが多い。ただし、情報工学科と情報科学科の扱う分野の線引きは難しい、というよりも不可能であり、学部名との単なる語呂合わせで違う名称となっているものと解したほうが良い。学部としては他に情報学部もある。一部の大学では、大学院重点化等に際し、これらの学科の統合・再編等を行っている。
出典:wikipedia
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