余部村（よべむら）は、かつて兵庫県に存在していた村である。1954年に姫路市などと合併し消滅。現在の白鳥、青山両小学校区と峰相小学校区のほぼ西半分（打越地区）をあわせた地域に相当する姫路市中西部に位置していた。JR姫新線の余部駅があるのは当村であり、1946年3月1日に姫路市と合併した揖保郡余部村（現在の姫路市余部区）ではない。現在の姫路市青山、青山西、青山南、青山北、西夢前台、川西、川西台、飾西、飾西台、町田、実法寺、菅生台の一部、打越、白鳥台、緑台にほぼ相当する。被差別部落の調査報告書『全国部落調査』（兵庫県 昭和10年1月現在）によれば、余部村の実法寺は「戸数91、人口535、主業は農業、副業は膠製造其他、生活程度は下」である。

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