『ジャッカス』("jackass")は、2000年から2002年にかけてアメリカのケーブルテレビ・チャンネル、MTVによって放送されたテレビ番組である。「jackass」には馬鹿・まぬけという意味がある。シンボルマークは海賊旗を模したドクロと、骨に代わって交差する松葉杖。子供のイタズラレベルのことをいい大人が敢えてやるという内容で、街頭でのロケも多いため、一般人をターゲットとしたドッキリ番組の要素もある。街中の噴水でカヤックに乗る、スケートボードやBMXでのアクションというような比較的普通の内容から、屎尿処理場の処理槽にダイブする、ショットガン(暴徒鎮圧用の非致死性ゴム弾)で撃たれてみるといった自らの身体の危険を顧みないスタントなど、非常に過激な内容まで含まれる。街頭ロケでは警察の事情聴取を受けたことも一度や二度ではない。企画は、数秒や1分以内という一発ネタから、シリーズ化されたものまで様々である。撮影は基本的にハンディビデオカメラによるものであり、画質は良くはない。本国アメリカにおいては、人気の過熱につれて真似をする大人や未成年者が増え、実際に死亡した事例もあったために、社会問題にまで発展した。そのため、冒頭には警告文が必ず数秒間流れる。日本放送分のものは「警告:番組内で危ない事をやっているのは、スタントマンかただのバカです。よい子やクソガキ、または精神年齢の若い大人のみなさんは絶対に真似をしないでくださいね」(原文ママ)とのMTVジャパンの意訳が為されている。映画版『ジャッカス・ザ・ムービー』は2013年現在まで2作が公開され、日本においても公開された(パラマウント映画配給)。しかしながら、1作目「THE MOVIE」では日本のロケ映像が含まれているため、日本における肖像権の問題からロケ映像の大部分がカットされている。そのため日本上映版は、米国版DVDに特典映像]として収録されていた未公開シーンを追加・再編集した「日本特別版」として公開され、2002年のゴールデンラズベリー賞の「最優秀(!)頭からっぽティーン向け作品賞」に選定された。2作目「number two」はアメリカ上映版と同じ内容で公開されている。ちなみに「number two」には「大便」といった意味もあり、映画版日本公式サイトではこの点も含めしている。日本で劇場公開された「number two」には無修正の男性器露出シーンが含まれている。劇場版「THE MOVIE」・「number two」の2作とも、映倫によってR-18指定されており、18歳未満の視聴は認められない。映画版第3作「"」の製作が2009年12月に正式発表され、2010年1月25日から撮影開始されたことが、パラマウント並びにMTVフィルムよりプレスリリースとして発表された。米国では2010年10月15日から公開され、オープニング興行収入歴代1位(10月公開の映画で)を達成。日本では翌2011年5月6日から3Dで公開された。皮肉・反社会的色彩の濃いスケートボード雑誌『Big Brother』のエディター、ジェフ・トレメインは、この雑誌の記事をさらにバカバカしくしたテレビ番組を作れば面白いだろうと発言していた。その矢先、「護身グッズ検証」と題された、局部にスタンガンの一撃を加える、という内容のビデオが投稿されたことをきっかけに企画がスタートする。そして、企画「jackass」シリーズの製作総指揮を務めることとなるのが、ビデオの投稿者その人、ジョニー・ノックスビルである。企画スタートから放送にいたるまでの間、エンターテイメント界にあまり縁がなかったトレメインは、高校時代の先輩に当たる映画監督スパイク・ジョーンズに相談を持ち掛ける。その縁から、ジョーンズはシリーズの総監督を担当することとなる。2000年3月、MTVからパイロット版製作のオファーを受け、5月に完成したパイロット版の評価が好意的だったことから、テレビ放映が決定した。企画責任者がスケートボード雑誌の編集者であるがゆえか、キャストの大部分はスケートボード経験者。バム・マージェラやウィーマン(ジェイソン・アキュナ)は高名なプロスケートボーダーである。バムの両親であるフィルとエイプリルの二人はしばしばバムの過激なイタズラの被害に遭うが、基本的に親子関係は良好。「THE MOVIE」のスポットCMは、親子三人で共演している。テレビシリーズVol.1 - 3、THE MOVIE日本特別版、number two、3D のDVDがから発売されている。その他は、ワーニングボックス、コレクターズボックス、" "THE MOVIE" "特別コメンタリー版がプレスされている。Vol.2と3のそれぞれに未公開映像が追加され、ボーナスディスクとブックレットが同封されているが、映画版のDVDは付属していない(Vol.1は製品版と同じ内容)。ボーナスディスクには、ジャッカスメンバーのお宅訪問映像()の他、2001年のガムボール3000参加時の映像(ジョニー・クリス・スティーヴォーが参加)や映画俳優ブラッド・ピットが参加したシーンなどが収録されている。
出典:wikipedia
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