ぼんち株式会社（"BONCHI Co.,Ltd."）は、大阪府大阪市淀川区に本社を置く製菓会社である。創業者の竹馬治郎が現在の東京都新宿区で米菓の製造を始めたのが会社の起源で、第二次世界大戦終結後、本社を大阪に移転し、今では大阪を代表する菓子メーカーとしての地位を築く。「ぼんち揚」でその名を知られる。また地元の関西地区ではラジオを中心にCMソングが今でも流れている。社名の由来は、大阪・船場を舞台とした山崎豊子の小説『ぼんち』に因む。「ぼんち揚」は発売当初は「揚小丸」という商品名であった。竹馬が当時週刊新潮に連載されていた『ぼんち』の記録的ベストセラーであることに着目し、竹馬のひらめきから大阪を代表する商品になる願いを込めて「ぼんち揚」とした。

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