『大江戸ロケット』(おおえどロケット)は、劇団☆新感線による日本の演劇作品。中島かずき作、いのうえひでのり演出。2007年4月よりアニメ版が放送された。江戸を舞台にした時代劇だが、パソコンや携帯電話が普及していたり、ヒロインを助けるために、花火師がその技術を使ってロケットを打ち上げようとするSFでもある。異星人のオーバーテクノロジーを加える事により、実現が可能になったという設定である。天保十三年の初夏。江戸の街は時の老中・水野忠邦の発した天保の改革によって、華やかなるもの贅沢なるものが御法度となっていた。そんなご時世にも関わらず、玉屋清吉は、まだ誰も見た事が無い程のドでかい花火を作ることを諦めようとはせず、役人から逃げ回りながらの花火研究を続けていた。そんなある夜。人外の青の獣と白の獣が目付黒衣衆によって捕らえられようとしていた。青の獣は討ち取れたものの、白の獣は清吉の打ち上げた花火が原因で逃してしまった。次の日の朝。清吉の前に現われた謎の美少女・ソラが、月まで届く花火を清吉に依頼する。途方も無い依頼ながらも、お定めによって明るさを失いつつある江戸の街に勇気を与えるために、清吉は一世一代の大仕事に立ち上がる。清吉の住む風来長屋のクセのある住民や弟・駿平の協力で、「月ロケット打ち上げ計画」が動き始める。INOUE-KABUKI HORI-MIX「大江戸ロケット」大阪公演東京公演大阪公演の休演日に座長のいしだ壱成が大麻所持で逮捕され、代役として山崎裕太が起用された。詳しくは劇団☆新感線を参照。2007年4月より放送された。全26話。ハイビジョン制作。「世の中や人の役に立たないものは存在してはいけないのか?」というテーマが前面に押し出されている。アニメ版では各所に舞台版や史実との差異や二頭身キャラ、劇団☆新感線や製作陣・声優陣やセル画やカットなどのパロディ、「アニメだから(すぐに壊れたものが直っても)いいの」など、アニメの技法などのおちょくり、実写時代劇・実写ドラマやアニメ作品など他作品からのパロディネタ、江戸時代の日本に存在していてはおかしい後述のソラのミリタリーうんちくなどオーパーツ的なギャグも多用されている。アニメ版での変更点のみ記載。また、頭文字を並べるとメッセージになる。アニメ化に先駆け、『月刊アフタヌーン』(講談社)2007年4月号から2009年9月号まで連載された。作者の浜名海(はまな うな)はアフタヌーン四季賞2005年夏のコンテストにて『ウェゲナーの巨人』で谷口ジロー特別賞を受賞した新人で、この作品が連載デビュー作となる。キャラクター協力マッドハウス。「作者の趣味」で漫画版では主人公の清吉が美少年に描かれている(連載初回の作者コメントより)。原作:中島かずき、漫画:浜名海 『大江戸ロケット』 講談社〈アフタヌーンKC〉、全3巻
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。