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62式軽戦車

62式軽戦車(62しきけいせんしゃ ・WZ-131)は、ソ連からの技術供与の下で開発に成功した59式戦車を踏まえて、59式をスケールダウンさせた中国初の国産戦車である。山岳、水田、河川の多い地域での運用を目的に開発され、1989年までに1,500輌以上が生産され国内だけでなく海外にも数多く輸出された。現在でも500輌近くが運用されている。1950年代、中国は59式戦車での戦車生産を元に、本格的に自国での戦車開発をスタートさせた。技術的限界から59式戦車をベースにした軽戦車の開発が企画され、1958年から設計が始まり、1963年から674工場にて生産が始まった。車体の基本設計は、59式戦車を一回り小型化したものである。重量は15t軽量化されており、装甲の厚さはベースとなった59式戦車より遥かに薄くなっているが、エンジンには59式戦車の低馬力仕様の12150L-3型12気筒水冷エンジン(430馬力)を搭載し、出力重量比は大幅に向上しているため、59式に比して機動性が高く、地盤の軟弱な場所や傾斜の厳しい土地での運用性は高い。兵装は、59式戦車に搭載された105mmライフル砲より小型の62式54口径85mmライフル砲を採用した。口径が小型であるため、装弾数も47発と多い(後に装弾数62発に増量)。最大射程は1,200m。当初は単純な照準器のみ搭載されており、移動しながら砲撃する行進間射撃能力は無い。後に射撃統制装置や暗視装置の追加装備で、原型に比べて射撃能力は遥かに向上した。62式軽戦車は主にチベットや内蒙古などの山岳地域や華南の低地など道路条件の悪い地域で重宝され、中国人民解放軍陸軍向けだけで約800輌が配備された。積極的な輸出も行われ、北ベトナム(200輌)、スーダン(70輌)、旧ザイール(現 コンゴ民主共和国)(40輌)、バングラデシュ(40輌)、アルバニア(35輌)、北朝鮮(不明)、タンザニア(30輌)と多方面に輸出された。中国では1979年の中越戦争で実戦投入されたが、装甲の薄さによる脆弱性を露呈した。特に携帯火器であるRPGによる攻撃で数多くの車輌が撃破された。これを教訓に、翌1980年には装甲を中心に改良が施された62式改軽戦車が開発された。2000年に105mm低反動砲の搭載やERA装着など延命措置としての改良が行われ、現在も約500輌近くが中国国内で使用されている。2013年2月現在は引退が決まっている。後継は97式歩兵戦闘車(ZBD-97)となる。また、これとは別に、山岳地域での運用を念頭においた新型軽戦車を開発中で、この新型軽戦車は「高原猛虎」の仮称で試作とテストが進められている。

出典:wikipedia

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