ダイハツチャレンジカップは、DCCSが主催するワンメイクのジムカーナ形式のタイムアタック競技会のシリーズ(初年度のみダートトライアルも開催された)。日本自動車連盟(JAF)公認のクローズド競技の一つで、1995年から2008年まで6箇所の会場で6大会(かっては琉球ダイハツ主催のダイチャレ琉球も開催され、その後琉球大学自動車部主催のRACチャレンジカップに発展した)が開催されていたが、2009年1月13日、「昨今の自動車業界を取り巻く経済状況の厳しい状況」や「若者の車離れ」などを理由に、ダイハツのモータースポーツ活動休止と共にシーズン途中で終了が発表された。通称ダイチャレ。参加のためのハードルが低く、運転免許証保有者なら誰でも参加可能としており(特にモータースポーツライセンスを必要としない)、このイベントを通じてモータースポーツへのデビューを果たした参加者も多く、中には全日本ジムカーナ選手権までステップアップした者も居た。関連イベントとしてダイハツ4WDフェスティバルを記載する。ジムカーナ形式のイベントであるが、ジムカーナと大きく異なる点はタイムがベストタイム方式ではなく4本走行の合計タイム方式である事。1本でもミスコース、リタイアがあると順位が大きく落ちる点が特徴である。それゆえに、「ダイチャレはジムカーナではなく運動会」と称する者もいる。競技規則書によると参加できる車両は次の通りである。参加申込書と一緒に配布された規則では、ダイハツブランドの車のみ参加可能だった。OEMもしくは共同開発車としてトヨタブランドで販売された車両や、トヨタからの委託生産車は参加できず、逆にトヨタで生産されてもダイハツブランドであれば参戦可能だった(例:ダイハツ・コンソルテ、ダイハツ・アルティス)。過去にレンタカーでの参加があったが、2003年の規則ではレンタカーでの参加が認められず、後に規則に明記されなくなった。規則の解釈は主催者のDCCSに一任されており、グレーゾーンな車両についてはDCCSに問い合わせる必要があった。競技規則に適合していれば車種を問わず参加することができ、ワンボックスカーやトラックで参加する例もあった。EV仕様はNA車両として扱われた。1台で2名までのエントリーが可能である。当日車両故障などにより車両を変更する場合は同一クラスまで認められるとされているが、実際は別クラス変更やトリプル(3名)エントリーなど、競技開始前であれば主催者の判断で許可される場合があった。競技車両などでナンバーの無い車両は原則として参加できないが、公式記録や表彰の対象にならない「賞典外」として出走できる。ダイハツ・リーザスパイダーは規則に沿ったロールケージを組んでも出場を拒否された実例がある。パートタイム4WD車両は2WDモードに固定の条件がつくがL2、L2Tでの参加が可能である。L4/L4Tクラスに参戦するパートタイム4WD車は駆動系保護のために2WD状態のまま出走しても主催者より違反扱いにはならない。フルタイム4WDでも牽引モードで2WDに切り替えて走れる車両(例・L4/L4TクラスでのL512SミラX4など)はL4/L4TクラスにFF状態で走る参加者も多かった。参加車両の多い軽自動車はNA、ターボ、駆動形式でクラス分けされていた。軽自動車以外は参加台数の関係により全てGAクラスとされている。かつてL4とL4Tが存在したが、参加台数が少ないためL4/L4Tクラスに統合された。RVクラスの設定も要望が多かったが、むしろファミリー参加で彼女・奥方の参加が増えてきた事もあってL(レディース)クラスが設定された。軽自動車・ノンターボ 2輪駆動車入門クラスと思われがちだが、上位陣はターボ車と変わらぬタイムを叩き出す、純粋にドライビングテクニックを試せるクラスだった。軽自動車・ターボ 2輪駆動車どの会場でも一番参加台数の多い激戦クラス。チューニングショップのデモカーも登場した。軽自動車 4輪駆動車過去L4(軽4駆NA)とL4T(軽4駆ターボ)と分かれていたがLクラス設立と同時に参加台数の少ないこのクラスは統合された。タイトコースである関西ではNA車が優勝した事がある。軽自動車以外の車両軽自動車以外は全て。軽自動車を改造して普通車扱いになってもこのクラスとなる。女性ドライバーのみ女性のみ参加可能。Lクラスでなく L2、L2Tなどへ参加する女性ドライバーもいた。ダイチャレはダイハツ車のみ参加可能であり、多彩な車が参加した。車高の高い車種でも参加可能であるが、参加台数が多いためにミラやストーリアの転倒の方が多く、タント、アトレー、ハイゼットはドライバーが注意して走る事もあって、転倒車両は意外と出ていない。いかにも転倒しそうな車では無いからと言って油断は禁物。車高が高いムーヴ、ミゼットII、YRV、ネイキッドが優勝した事もあり、アトレーやハイゼットも地区によっては半分以上の上位に入る事があった。ダイハツモータースポーツの発展のため、1999年から2007年までさなげアドベンチャーフィールドで開催されていた。ダイハツチャレンジカップのオフロード版イベントである。2007年のみダイハツアウトドアフェスティバルとイベント名が変更されている。ロッキー、ラガー、テリオス、テリオスキッドなどの4WD車両を対象としており、オフロードコースを走る競技であった。競技終了後は会場施設を利用しバーベキュー大会が開催されていた。競技内容は開催回によって、指定コースを指定時間で走る(バック、接触は減点)、オフロードコースをタイムアタックなど異なっていた。参加車両はクロカン系ボディを持つロッキー、ラガー、テリオス、テリオスキッド、ビーゴ等の4WD車であり2WDは参加出来ない。ダイハツチャレンジカップと異なりラッシュ、キャミなどのOEM車両も参加可能。後年ハイゼット、アトレーも参加可能だったが、告知が十分になされなかった為参加者はいなかった。2007年で終了した、2008年以降の再開は未定。2009年以降はショップやイベント会場、旧参加者有志などにより、純粋な後継イベントからスピンオフ企画的な派生イベントまで、九州を除く各地で開催されている。モータースポーツショップ「プロジェクトガレージ」により2009年から開催。かつて軽自動車ジムカーナ大会として開催されていたイベントを復活させ、ダイチャレ北海道戦のユーザーも参加している(ダイハツ車に限り1600ccまで参戦可能なJD16クラスが追加された)。会場はダイチャレ北海道戦と同じオートスポーツランドスナガワ(北海道砂川市)旧ダイチャレ東北戦参加者が中心の有志「DCTM事務局」により2010年から開催。ダイチャレ東北戦から引き続きDJにワッキー貝山を起用し、東北戦の特徴だった緩い雰囲気を維持しつつ、インターネットを積極的に活用した運営を行っている。会場はサザンサーキット(宮城県村田町)ダイチャレ関東戦の会場だった関越スポーツランドが2009年より開催。イベント形式や参加車両のクラス分けなどがダイハツチャレンジカップと同じで、派生イベントの中では唯一、ダイハツ車のみが参加できる。ダイハツチャレンジカップの「ちゃれぱんくん」に代わるマスコットキャラクターとして、コース上のパイロンをデフォルメ化した「とんがりキャロットくん」が登場、ブログも存在する。会場は関越スポーツランド(群馬県高崎市)軽自動車専門チューニングショップ「KCテクニカ」が2009年より「奥伊吹チャレンジカップ」として開催。2011年は会場を琵琶湖スポーツランドに変更したうえで主催「HOT-K」誌、運営をKCテクニカとナビックという形で、「HOT-Kチャレンジカップ IN 琵琶湖」として継続開催。ダイハツ車限定ではなく軽自動車限定ジムカーナとして始まり、ダイチャレ関西戦ユーザーの受け皿にもなっているが、派生イベントの中では唯一、ブーン×4など普通車が参加できるクラスがない。会場は琵琶湖スポーツランド(滋賀県大津市)ダイチャレ沖縄戦とは別に、「ダイチャレ琉球戦」を独自開催していた琉球大学自動車部が2009年より開催。本来2009年2月に開催されるはずだったダイチャレ沖縄2008第2戦を引き継ぐ形で開幕したため、そのまま後継イベントとしてシリーズ化された。会場は沖縄サーキット伊計島(沖縄県うるま市)
出典:wikipedia
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