『しば裏』（しばうら）は、柴田淳のB面コレクションアルバム。2007年3月14日に発売。柴田淳にとって通算2枚目となるコレクションアルバムでいわゆるB面集（カップリング集）。他アーティストの同系統のアルバムとしては、ASIAN KUNG-FU GENERATION「フィードバックファイル」、スピッツの「花鳥風月」などがあるが、このアルバムとの違いはそれらがアーティスト本人による自主的製作・発売であったという点にある。このアルバムは、前所属会社のドリーミュージックが、移籍後に発売したものであるが、柴田本人もBARKSに「カップリング集のお話を聞いて、これもいいのかなと思いました」とのコメントを寄せており、自主的製作ではないにせよ、完全に本人の意思に反するものではない。このアルバムにより、ドリーミュージック時代のシングルカップリング曲はピアノ・ソロやアレンジ違いさえ除けばほぼ全て網羅されることとなり、入手困難となっていたインディーズ楽曲も収録された（なお、初回プレス盤にはなぜかメジャー版「ぼくの味方」が収録され、一時販売中止・交換騒動となった）。インディーズ音源の「ピンクの雲」は、発売前年に行われDVD化されたシークレットライブでもサプライズ楽曲として披露され、話題になったが、このアルバムでは改めてスタジオ・ヴァージョンで収録されている。このアルバムはB面集ではあるものの、「帰り道」「変身」「美しい人」「夢」「おかえりなさい。」など14曲中5曲が既にアルバムに収録されており、代わりに「サーカスがやってきた～Piano Solo～」、「夜の海に立ち...～弾き語りバージョン～」といった完全アルバム未収録曲（後者はアレンジ違い）は収録されていない。なお、初回限定盤はドリーミュージック時代のシングル曲のPVを収録したDVD付きとなっている。また、CDの音源はリマスターされている。all songs written by 柴田淳

出典:wikipedia