春日神社（かすがじんじゃ）は、大分県大分市にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。武甕槌命、経津主命、天津児屋根（あまつこやね）命）、姫大神（ひめおおかみ）の春日四神を祀る。社伝によれば、貞観2年（860年）、豊後国国司となった藤原世数により氏神である大和国の春日大社を勧請して創建された。天平年間（729年 - 749年）、石川年足が大和三笠山より勧請したとも伝えられる。鎌倉時代の建久7年（1196年）、豊後国の地頭となった大友能直が再興し、以来、代々の領主により豊後府内の総廟として崇敬された。大正6年（1917年）県社に昇格した。天正12年（1584年）の島津軍の府内侵攻の際に焼失。昭和20年（1945年）には米軍の空襲により社殿を焼失した。現在の社殿は昭和42年（1967年）に再建されたものである。

出典:wikipedia