ブリング・オン・ザ・ルーシー（Bring On The Lucie (Freda Peeple)）は1973年に発表されたジョン・レノンの個人名義第3弾アルバムマインド・ゲームスに収録された曲。ジョンはオノ・ヨーコとの共同名義で発表したサムタイム・イン・ニューヨーク・シティがプロテスト色を前面に押し出しすぎたため売上を落とした反省から個人名義第2弾アルバムイマジンのテイストに戻して製作しているが共同名義のテイストの曲も収録しているがアルバムの特徴であった。この曲はオンリー・ピープルと並ぶプロテスト色の強い曲である。この曲は副題を掛け合わせて直訳すると「すべての人々を自由にして希望をもたらせ」。歌詞のくだりには「殺人を今すぐ止めろ」とある。ちなみに歌詞のくだりにある666は新約聖書の「ヨハネの黙示録」の項に登場する悪魔の手下の事。2005年発売のリマスター版には家庭で録音されたバージョンがボーナス・トラックとして収録されている。また、2006年公開の英米合作映画『トゥモロー・ワールド』ではエンドスクロールの曲としてこの曲が使用されている。

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