『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(スケバンデカツー しょうじょてつかめんでんせつ)は、1985年11月7日から1986年10月23日まで毎週木曜日19:30 - 20:00に、フジテレビ系で放送された日本の学園ドラマ。主演は南野陽子。和田慎二の漫画『スケバン刑事』を原作としたテレビドラマの第2作である。翌1987年にはセガ(後のセガゲームス)からセガ・マークIII用の同名ゲームソフトも発売された。本稿ではこのゲームソフトに加え、後日談となる1987年公開の劇場映画『スケバン刑事』についても併せてここで扱う。「鉄仮面」「梁山泊」「青狼会」「信楽老」のキーワードから分かるように、原作第2部がベースとなっている。このシリーズ以降、「麻宮サキ」はコードネームとして引き継がれている。「おまんら、許さんぜよ」など、主人公の使う土佐弁での決めセリフは有名となった。また本作ではサキに二人の仲間が加わって三人組となり、「主人公側は三人組」という設定は次作『III』でも引き継がれている。劇中ナレーションは来宮良子が担当。放送開始前の予告編では来宮のナレーションで「今、セーラー服は学園の戦闘服だ!」というコピーが用いられ、関連書籍のタイトルでも使用されている。和田によると、番組制作サイドからは原作を離れるという通知があったものの、実際にできあがった作品としては「常に孤独でありながら、自分のためでなく他人のために戦う」サキ本来の生き様や、敵と戦って友や仲間を得ていく部分など、このシリーズが原作のイメージに一番近いという。「自分がいち視聴者として学生時代に観ていたら、夢中になっていた」と絶賛している。出演レギュラーに当時の現役おニャン子クラブ在籍者がいたことから、他の現役メンバーも2本のサブタイトル回をはじめとして多数ゲスト出演した。高知県では当初ネットされていなかったため、「ずいぶん古い高知弁が使われているのは当地でネットされていないからだ」と高知県出身者からの批判が絶えなかったという。シリーズ第1作をネットしていたテレビ山口ではスケバン刑事II以降の放送は行われず、また、競合局である山口放送(当時は日本テレビ系列(NNS加盟局)およびテレビ朝日系列クロスネット局)でも放送されなかった。『スケバン刑事』のタイトルで、テレビシリーズ終了後にその後日談という形で製作された。1987年2月14日、東映系にて公開。『スケバン刑事』シリーズとしては初の映画化作品となる。放映中のテレビシリーズ第3作『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』のキャラクターも登場し、2代目サキ(陽子)と3代目サキ(風間唯)の共演などが話題となった。劇中後半では2代目サキが4倍の重量、16倍の破壊力を持つ「究極のヨーヨー(新超密度合金製ヨーヨー)」を使用する。この武器は使用者にも大きな負担が伴うという諸刃の剣となっており、サキが自らも傷つきながら強大な敵と戦うシーンが見せ場となっている。BGMはこの作品のために新たに作曲されたもののほか、歴代テレビシリーズからのものも使用されている。同時上映は台湾映画『カンフーキッド/好小子』。主要人物は#登場人物を参照。※作者の和田慎二も「ヨーヨー売りのおじさん」役で冒頭に出演している。青狼会との戦いをゲーム化したアクションアドベンチャーゲーム。会話や謎解きを行うアドベンチャーゲームパートに、横スクロールアクションを絡めて展開される。終盤は3Dダンジョンをクリアして信楽老とのラストバトル、という流れである。またこの3Dダンジョンでは、初代サキが敵キャラクターとして登場する。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。