2006年7月、NEXUS(旧SAPIX高等部NEXUS渋谷→現Y-SAPIX高校生コース)の代表であった中山伸幸がNEXUSを辞し、その後、「知の力を活かせる人に」をスローガンにGnobleを創立。 本部は新宿(新宿駅南口2分、Z会のすぐ手前)、校舎は新宿、渋谷及びお茶の水の3校。2013年からは、大学受験の他に中学受験Gnoble・個別指導Gnolink・英会話Gnokidsを開校し、0歳児の英会話教育から大学受験にわたる教育を行うGnobleグループとして存在している。 Gnobleとは、独自の造語である。Gnoは「知」、‐bleは「力」を表している。Gnoは、knowを意味するギリシャ語、‐bleは、ableに由来し、oは「知識のつながり」、「人と人とのつながり」を意味している。 ここでは、主に大学受験Gnobleと、Gnobleグループの展開について記述する。少人数制の授業により、先生と生徒の距離が近い授業を行うことで知られている。先生は担当クラス全生徒の名前や勉強の進捗状況を全て把握しており、いかに多くの入塾希望者があっても、その範囲を超える人数はとらない。指導教科は、中学生(英語・数学)、高校生(英語・数学・国語)と主要教科に特化しており、それぞれ入室テストの結果によって、クラス分けされる。また、高校2年生の夏期講習以降は物理・化学、大学受験学年(高校3年生・既卒生)では小論文も開校している。指定校制はとっていないが、これまでの体験記等から、筑駒、学附、開成、麻布、駒東、海城、桜蔭、豊島岡、女子学院、雙葉、浦和明の星、鴎友、吉祥女子、渋幕、渋渋、本郷、聖光、浅野、日比谷などのいわゆる首都圏の難関校の生徒が多いことがうかがえる。全学年、全教科とも個別添削指導を行っている。添削は◯✖️だけでなく、解法の導き方のポイントおよび生徒へのコメントが記されており、Gnoble指導法の柱のひとつとなっている。卒業生たちの『合格者の声』などにも個別添削への感謝がたくさんつづられている。英語科の教材は、大学入試の過去問題などもあるが、むしろ現代社会で起こっていることや問題になっている事柄、知のベースとなる題材を積極的に取り上げており、生徒たちの“知りたい欲求”に応えつつ、英語力が向上できる独自の教材となっている。その教材を返り読みせず、頭から読みこなしていくGnoble独自の英語学習法で、長文読解力と論理的思考力を向上させている授業にGnobleの大きな特色がある。音声教材としてGnoble独自開発のGSL(Gnoble Sound Laboratory)が、中学1年から高校3年までの6学年全てに用意されており、Web配信を行っている。合理的演習法が確立されているこの音声教材の演習を続けることにより、英語をその語順のまま素早く解釈でき、自然な英文が書ける土台が整えられる。6学年すべてに渡って、GCL(Gnoble Creators’ Laboratory)と名付けられた発信型の英作演習とその添削を行っている。英文法の理解、語彙の知識は文の形でアウトプットすることで「使える技能」になるとの考えに基づいている。英訳の機会に加えて、英語のまま考えて英語で表現していく自由英作の機会も豊富に用意されている。なお、『EGGS(エッグズ)』という英文法の基礎講座を設けているが、こちらの講座はテストを受けることなく受講することができる。2016年度の合格実績では、在籍612名中、東京大110名、京都大9名、東工大18名、一橋大18名、東京外大5名、国公立慶医学部71名などとなっており、国公立大合格者273名中、6割以上が東大または国公立大学医学部となっている。東大や国公立大医学部には、上位クラスのみならず、中位・下位クラスからも合格していることが体験記等で報告されている。また、私立大学では慶應大228名、早稲田大275名、上智大100名などの合格者を輩出している。年3回行われるクラス分けテストによってレベル別授業となる。どの授業であっても、基本的に少人数制で行っており、1クラスは5~30人程度。2013年6月からは、従来の中高生対象の大学受験グノーブルに加え、中学受験を目指す小学生対象の中学受験グノーブルなど新たに3ブランドを展開している。3ブランドは以下の通り。・中学受験グノーブル…難関私国立中学受験生対象の少人数制の学習塾。・個別指導グノリンク…中学受験生や大学受験を目指す中高生の指導を行う個別指導塾。上記の中学受験グノーブルに併設される場合と、渋谷校のようにグノリンクのみ開校する場合がある。・英会話グノキッズ…0歳から小学生対象の英会話教室。ネイティブスピーカーによる少人数制指導を行う。この内、中学受験グノーブルは、難関中合格シリーズとして筑波大付属駒場中・開成中・麻布中・駒場東邦中・桜蔭中・女子学院中などの学校別対策シリーズなどの書籍の刊行も積極的に行っており、2015年ではこうした「最難関中学」に在籍115名中79名の合格者を出している。「知の力を活かせる人に」という教育理念をともにしつつ、これまでの大学受験からより低学年層への教育へのサービスの提供を行う、これらの新しい3ブランドの動向が期待される。
出典:wikipedia
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