バーンパレス(大魔宮)は、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』に登場する架空の巨大建築物。大魔王バーンにより建造された。外観は地上の強敵を一蹴したときに天翔ける不死鳥をイメージしたものとなっている。材質は「魔鉱石」という石と鉄の中間のような石で作られている。それ自体が浮力を持っており、バーンの魔力を受けて魔力炉で制御されている。心臓部は宮廷の下部にあり、ここに魔力炉がある。魔力炉は生命体をベースにできていて、ドラムーンのゴロアが管理している。当初は死の大地の地下に存在していたが、黒の核晶の爆発によって地表部が消滅し姿を現した。主城部のバーンの玉座の間のテラスのみ地上に露出できる構造となっており、ここで初めてバーンの姿が読者とハドラーに披露された。後に最終決戦の直前、心臓部でダイが放ったドルオーラ(竜闘気砲呪文)によって魔力炉ごと主城を粉砕し、制御を失ってゆっくりと高度を上げ、最終的には竜魔人ダイと鬼眼王バーンとの戦闘で崩れながらやがて宇宙空間に飛び去っていった。ダイ達がバーンパレスに突入した際にハドラー親衛騎団の3体がポップらを連れ去り、バーンパレスの各部で戦いを繰り広げた。尾翼ではポップにシグマが、後方の右翼ではヒュンケルにヒムが、後方の左翼ではマァムにアルビナスがそれぞれ戦いを挑んだ。主城の入り口付近ではヒュンケルとモンスター軍団の戦い、ヒムとの第2ラウンド、マキシマムのオリハルコン軍団との戦いが展開され、陸戦騎ラーハルトが再登場した。ダイが超魔生物化したハドラーを迎え撃ったのは、機首通路である。前部ドーム、ちょうど鳥の頭部に当たる部分には入り口となる魔宮の門があり、死の大地の下にある頃は水中にあった。長年バーンの魔力によって門が閉ざされていたが、バランとダイの親子によって開扉された。主城入り口に対しては、宮廷の外周部分に魔界出身のモンスターが配置されている。近づけばモンスター軍団が待機場所から飛び出す。また、ここにも魔宮の門そっくりの門があり、アバンの破邪の秘法+アバカムによって開扉された。宮廷内部の長く一本道の通路は、美観を失わないためと、侵入者を挟み撃ちにするなどの狙いが秘められている。通路を抜けて到達するのが、白い宮庭(ホワイトガーデン)と呼ばれる噴水の場所。ミストバーン曰く、「バーンパレスで最も美しい場所の一つ」であるという。ここを抜けるとバーンの主城がある天魔の塔。天魔の塔の中央部の奥深くには魔力炉がある。ドラムーンのゴロアが管理し、バーンの魔力を受けて動力に変えるが、ミナカトールによってバーンの魔力を受ける機能が停止したため、初めて自分の意思によって通気口から触手を伸ばし、高い魔力を持つゴメちゃんを持っていたレオナをさらったが、双竜紋に目覚めたダイのドルオーラによってゴロアごと吹き飛ばされた。魔力炉の代わりは魔界にいくらでもあるらしい。中央部の最奥。バーンとの最終決戦時、ダイ以外の仲間が落とされた。内部の壁は、魔力を吸収し、再生能力も異常に高い。ザムザの生体牢獄(バイオプリズン)をさらに強力にしたもので、閃華裂光拳(マホイミ)すら吸収してしまう。また、魔法力自体を吸収してしまうため、メドローアも通用しない。闘気技なら一応傷は付くが、再生能力の高さから、穴を開けるほどの傷をつけるには相当な威力を持つ闘気技が必要となる。作中ではヒムが捨て身の見よう見まねグランドクルスで一瞬壁を吹き飛ばしたことでポップ達はルーラで脱出できた。
出典:wikipedia
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