『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー』(こだいおうじゃ きょうりゅうキング ディーキッズ・アドベンチャー)は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)のアーケードゲーム機『古代王者恐竜キング』を元にしたテレビアニメ作品。2007年2月4日から2008年1月27日までメ〜テレ制作によりテレビ朝日系列で全49話が放送された。本項目では、2008年2月3日から8月31日まで同系列局にて全30話が放送された新シリーズ『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説』(こだいおうじゃ きょうりゅうキング ディーキッズ・アドベンチャー よくりゅうでんせつ)についても扱う。テレビ朝日系列各局(ただしフジテレビ系列・日本テレビ系列とのクロスネット局のテレビ宮崎を除く)およびアニマックスで放送された。テレビ朝日系列フルネット局では毎週日曜7時00分 - 7時30分に、福井放送では毎週水曜15時30分 - 16時00分に、アニマックスでは毎週木曜の『六時半蔵』枠(18時30分 - 19時00分:初回放送)他において放送。なお、福井放送での放送は、2008年10月22日で終了。地上デジタルテレビジョン放送ではのハイビジョンサイズ、地上波アナログテレビジョン放送及びアニマックスでは4:3サイズのサイドカット版で制作されている。アニマックスを除き、字幕放送を実施。Aパートに送出される「ハイビジョン制作」&「字幕」テロップは2007年10月28日まではHI-VISIONの英語表記のない小さいサイズのデザインが使われていたが、2007年11月4日放送分からテレビ朝日と同様のデザインに縁を濃くしたデザインに変わった。視聴注意テロップは2008年3月2日放送分から文字が大きくなり、さらに4月6日放送分からはあらすじ前にリュウタからの視聴注意テロップが追加されたため合わせて2度挿入する形になった。物語は、恐竜が大好きなDキッズ(リュウタ、レックス、マルム)達とアクト団による恐竜カードの争奪戦をメインとしている。主人公達は、ディノホルダーなる小型機械に恐竜カードをスラッシュすることで恐竜を自在に呼び出すことが出来、技カードを使って恐竜の攻撃を強化することが出来る。『翼竜伝説』(以下、第二期と記載する)では、行方不明になったDキッズ達の両親を探す傍ら、宇宙海賊ザンジャークと戦うエピソードになっている。前作に比べると連続ドラマ要素になっており、いずれの話も4話完結となる。Bパート開始時にはじゃんけんコーナーを設け、アニメ版の本編とは直接関係のないじゃんけんの要素を取り入れたり、エンディングには「弘道おにいさん」こと佐藤弘道が歌う曲『恐竜マッスル』に合わせ、作中の登場人物達や恐竜達が楽しく踊るアニメを採り入れたりと、低年齢層を意識した企画が多く盛り込まれている。2007年4月15日からは、「Dキッズ隊員募集」と題した小学生以下の視聴者を対象とした募集企画を公式サイト上で展開している。ストーリー面においては、製作発表会見での菅野顕二プロデューサーは「子どもたちの笑顔をたくさん見たい」と語っており、監督の谷田部勝義は「初めて見る子どもでも、続けて見てくれる子どもでも、それぞれ楽しめるよう、いろいろ仕掛けをしている。」という言葉で表されるように、明確な「勧善懲悪」の展開を行い、一緒に見る大人にも楽しめるようにある意味懐かしいともいえる設定などを描いている。シリーズ構成に平野靖士、キャラクターデザインに平岡正幸、メカニカルデザインにやまだたかひろなどといった『勇者シリーズ』や『エルドランシリーズ』のスタッフが集結している。キャスト面では主に若手声優をレギュラーやゲストに多数起用し、レックス・オーエンを演じる水口まつりは、本作で声優デビューとしてレギュラーに起用した。さらに内田直哉や堀内賢雄、渡辺美佐などといったベテランの声優陣が参加している。本作品では専属のナレーションを設けず、次回予告などで古代リュウタの声を担当する松元恵がナレーションを担当する。過去のメ〜テレ制作日曜朝7時枠のアニメ(一部除く)及びその前身の勇者シリーズは2月に開始、翌年1月終了という放送期間だったが、本作第1期が最後となり、第2期『翼竜伝説』は8月に終了、後番組『バトルスピリッツ 少年突破バシン』より9月開始に切り替わった。また、長らくメ〜テレ制作のアニメの広告代理を担当してきた東急エージェンシーに代わり、本作からはADKが広告代理を担当する。6500万年前の白亜紀後期、地球上の恐竜たちは宇宙から降ってきた隕石により絶滅し、恐竜時代の終わりを告げた。それから現代の地球。ある日の朝、空から降ってきた小さな隕石を発見したDキッズの古代リュウタ。同じメンバーであるレックス オーエンと竜野マルムとともに隕石が落ちた場所へと向かう。そこにはそれぞれ紋章が異なる三つの石板と本物の恐竜、「トリケラトプス」を封じ込めたカードを見つけた。リュウタはトリケラトプスをガブと名づけて連れて帰り、恐竜博士であり、リュウタの父親である剣竜に相談し、調べてもらうことにした。そんな時、突然ティラノサウルスを連れた秘密結社アクト団がリュウタたちの前に現れ、ガブを狙い襲い掛かってきた。必死で逃げ、ピンチに追い込まれたが、駆けつけた剣竜から完成させたばかりのDホルダーでディノスラッシュし、ガブを成体にさせてなんとかティラノの脅威を跳ね除けた。すると石板が収まっている三人のDホルダーから絶滅した恐竜たちの心の声が響き渡り、助けを求めてきた。リュウタたちは相棒の恐竜たちとともに、世界中に散りばめられている恐竜カードを回収し、アクト団から恐竜を守るために戦う。Dr.ソーノイダ率いるアクト団と戦いながら、みごと世界中に散らばっていた恐竜たちを集めたDキッズ。そしてノーピスの野望をみごとに打ち砕き、世界に平和が訪れた。タイムマシン、「バックランド号」で両親ともに未来へ帰るレックスと一緒に、カードで保管されることになったガブやエース、パラパラたちを涙と笑顔で見送った。だが、リュウタたちの前に、未来へ帰ったはずのタイムマシンが煙を上げて舞い戻ってきた。リュウタたちはソーノイダがまた何か悪さをしたのではないかと思われたが、時空の狭間で何者かに襲撃されたとレックスは言う。タイムマシンの修理のため、しばらく三畳市に留まることになったレックスたち。リュウタとマルムは、レックスだけでなく、ガブやパラパラたちと再会できて大喜び。レックスやロトとロアの案内でバックランド号の内部を見せてもらっていた。すると、突然、謎の飛行物体が空中から現れ、光線を発射すると、3人の両親たちが古代家ごと飛行物体に呑みこむように消失させ、再び空中に消えてしまったのである。リュウタ、レックス、マルムは自分たちの両親が連れさられたことを知り、愕然する。リュウタたちは謎の飛行物体がタイムマシンであることを知り、両親を取り戻すために、ソーノイダにバックランド号の修理を頼みこんだ。突如現れた光の翼竜に、新たな危機が迫っていると告げられながら導かれ、Dキッズは、アクト団とともに時空を超え、正体不明のタイムマシンを追跡する。Dラボ直属の子供恐竜研究グループでロゴマークは恐竜の足の裏となっている。自称、泣く子も黙る秘密結社。自分たちの欲求、目的を果たすためならどんな卑怯な手を使う劣悪な集団。リーダー格であるソーノイダと工作員3人はDキッズを「ガキンチョたち」、「ガキンチョども」と呼んでいる。実はDr.エンシェントと共に西暦2127年から古代に行った科学者チームのメンバーで、帰還の際にソーノイダがバックランド号を乗っ取ったが、バックランド号は故障してしまった。『翼竜伝説』では最初の数話を除きDキッズ達に協力する。ノーピスを除くメンバーはソーノイダが将来、自分の手足となって働く助手を育てる目的で引き取られた孤児たちであり、ロトとロアの両親も元々は彼に引き取られていた。第二期より登場。メンバーは「ノーピス」を除き全員宇宙人。ノーピス以外のメンバーは専用の戦闘兵を持ち、翼を持つため空を飛ぶ事も可能。ジャークベースと呼ばれる巨大な宇宙船を拠点に各地を転々とする。元々はエンシェント夫妻をさらうつもりだったが、たまたま古代家に居合わせたリュウタ、マルムの両親も一緒にさらっていってしまった。道徳の意識が無く、恐竜を道具程度にしか扱わない外道。終盤、Dラボを襲撃しノーピスからコスモストーンを全て強奪し黒い翼竜を誕生させるが、制御不能になりジャークベースにいた全員が黒い翼竜と同化させられてしまう。ジャークベースはDキッズ達が黒い翼竜の中を脱出するために使用され黒い翼竜残滅後は、脱出ポッドにてノーピス以外のメンバーが宇宙を永遠にさまよう事となった。なお、作中で死亡が確認されていない。本項では、ゲーム版とアニメ版における設定の相違を箇条書きの形で述べる。Dラボ(古代恐竜研究所)に存在する子供恐竜研究グループの総称であり、主に恐竜の発掘調査、研究などを行う子供だけのチームである。現在、所属するメンバーは以下のとおり。舞台は現代の地球。Dキッズが住む三畳市を中心に世界を股にかけて有名な場所、観光地などで恐竜カードの争奪戦、恐竜バトルを繰り広げる。しかし、アニメにおいての架空の国などが含まれている。翼竜伝説からは、舞台を時空へと移し、過去の時代の世界でザンジャークとの戦いを繰り広げている。第一期で舞台となったところは以下のとおり。サブタイトルの大半には「恐竜」というワードが付くが、「サイカニア」「ガブ」など、登場するキャラクターの名前も出てくることもある。
出典:wikipedia
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