ヴァンデモンとは、『デジタルモンスター』シリーズに登場する架空の生命体・デジタルモンスターの一種。初登場はPSソフト『デジモンワールド』で、携帯機ではデジモンペンデュラム3からの登場。テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』及び『デジモンアドベンチャー02』、『デジモンクロスウォーズ』、漫画『デジモンアドベンチャーVテイマー01』ではいずれも悪役として登場するが、オリジナルのゲーム作品『デジモンワールド』、『デジモンワールド デジタルカードバトル』及び『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』においては味方キャラとして登場する。吸血鬼(ヴァンパイア)をモデルにしたアンデッド型デジモン。赤いマスクを付けた金髪蒼眼の成人男性に似た外見で、大きな襟を立てたマントや礼装などドラキュラをイメージしたデザイン。死滅した凶暴なコンピューターウイルスが闇の力で蘇った姿で、データを吸収・破壊して悪質なウイルスとして復活させる能力を持つ。『アンデッドの王』と呼ばれるほどの力を持つが、日光とにんにく、十字架が弱点で、昼間は力が弱まるとされる。必殺技はコウモリの群れを相手にぶつける『ナイトレイド』。ファイル島にある闇貴族の館の主として登場。趣味の研究に熱中するあまり、空腹を忘れて倒れていた所を主人公に発見され、晩餐会を開き主人公を手厚くもてなした。普段食事は部下任せにしている。特定のイベント後、闘技場に参加してくれるようになる。伝説のカード・ダークセブンズを持つカードリーダーとして登場。闇貴族の館を治め、バケモンやデビモン、スカルグレイモン等を配下に置く。ロゼモンを「マイハニー」と呼んでベタ惚れしており、当のロゼモンは呆れつつも受け入れている模様。ヴァーミリモンもかつての部下だった。同じカードリーダーのブラキモンとは仲が悪い。単純で思い込みが激しく暴走気味だが一途。罠を張るなど姑息な行動も取るが、友人のメラモン曰く「キザだがいいやつ」。突如失踪したロゼモンに代わって、はじまりの街の主となったババモンを「ロゼモンを追い出した」と誤解しバグカードの力で街ごと葬ろうとしたが、カードが主人公に掴まされた偽物だったため失敗し激昂。主人公を一連の事件の首謀者と決めつけ勝負を挑むが、ババモンの正体がロゼモンだと知るとまたもや態度を一変。友好的になり主人公に協力を約束する。続編の『デジタルカードアリーナ』にも部下を引き連れ登場、アリーナを開いている。なおこの作品にはヴァンデモンが二人登場し、もう一人はデジモンアドベンチャー版のヴァンデモンである。何故か理性を保ったままのヴェノムヴァンデモンがラスボスとして登場するが、「A」と呼ばれる人間にハッキングされてしまう。デビモン・エテモンに続く第3のボス。声優は大友龍三郎。幼き日のプロットモン(後のテイルモン)を拾い、パートナーデジモンとしての力が発現しないように手元に置き虐待しながらも部下として育てた。彼女をはじめウィザーモン、ゴツモン、パンプモンに裏切られるなど、配下にはあまり恵まれていない。8人目の選ばれし子どもを抹殺するべく、軍団を結成し現実世界へと侵攻した。若い女性の血液が好みで、現実世界では魅了した人間の女性の血を吸いながら力を蓄えた。また、お台場のフジテレビビルで弱点の日光を遮蔽し、自身の力を高める霧の結界を展開。人間達(その中には将来自分を破滅に追いやる本宮大輔も含まれていた)を捕獲・収容し選ばれし子ども達を迎え撃つが、光の紋章とデジヴァイスを手に入れた八神ヒカリとそのパートナーとなり、完全体エンジェウーモンに進化したテイルモンによって撃破される。そのまま消滅したかに見えたが、6時6分6秒に配下のデジモン達を吸収しパワーが大きく上がった代わりに知性を失った究極体ヴェノムヴァンデモンとして復活。収容した人間達をも吸収しようとするが、それを阻止しようとする選ばれし子ども達と対決。デジモン達をまとめて相手にしても圧倒する強さを見せ付け、究極体ウォーグレイモンとメタルガルルモンに進化したアグモンとガブモン二体さえも圧倒する(結界の中で戦っていたため本来の実力かは不明)が、紋章の光によって全身を拘束された後に本体を攻撃され、撃破される。完全に消滅したかに見えたが、実体を失ってなお生存(元々アンデッド体ではあるが)し続け、デジタルワールドに憧れる及川悠紀夫の体の中に3年間潜伏し、続編の『デジモンアドベンチャー02』の終盤では真の究極体ベリアルヴァンデモン(声:森川智之)として復活(この直前にブラックウォーグレイモンを殺害している)。及川の部下であったアルケニモンとマミーモンを選ばれし子供達の前で見せしめ同然に惨殺し、大輔以外の選ばれし子供たちに恐怖を植え付け戦意喪失にまで追い込む。更には「マインドイリュージョン」で幻覚の理想へ追い込むも、大輔やフレイドラモン、ライドラモンの説得によって希望を取り戻した子供たちと異世界の力で現れたパートナーデジモンの全進化形態の一斉攻撃を喰らい、デジタルワールドに逃げ込む。しかし、その後ダメージを回復させた所でさらに暗黒の力を吸収し、地球を闇で覆い尽くそうとする。インペリアルドラモンやシルフィーモン、シャッコウモンを圧倒するが、世界中の選ばれし子供たちとパートナーデジモンの力で暗黒の力を掻き消されてしまい、誘拐した子供たちが夢を取り戻したため実体を保てなくなった所を、インペリアルドラモンの最強にして最後の必殺技・ギガデスを浴びて完全に消滅した。非常に残虐な性格で、いずれの作品でも用済みになった部下を容赦なく自分の手で抹殺している。友情や信頼を特に嫌っており、妙に人間界に詳しく強い執着心を抱いている点から、嘗てはパートナーデジモンに近い立場だった事を匂わすような節が見られる。全体的な行動指針がデジモンカイザー時の一乗寺賢と似通っているのもあって、本編以前に何らかの理由で暗黒の力に操られていた説が存在する。幻夢のタグを護る刺客として登場。相手の心の迷いを増幅させる悪夢の毒電波(ナイトメアウェーブ)で城に迷い込んだデジモン達の精神を蝕み思いのままに操っていた。タイチとゼロのコンビネーションを破綻させ、ゼロにタイチを殺させようと企んだがタイチに解毒用データを製作されてしまい失敗。さらに迷いを断ち切ったゼロには本家のナイトメアウェーブさえも通じず、直接対決でナイトレイドを放ちゼロの視覚を奪うが、ゼロのタイチへの信頼と絆が生み出したブイブレスアローで頭部を打ち抜かれ敗北した。第3期『デジモンクロスウォーズ〜時をかける少年ハンターたち』第78話に登場。数で圧倒しようとしたクオーツモンの能力で大量のクローン体が誕生、クロスハートの面々と戦った。戦闘中にヴェノムヴァンデモンやベリアルヴァンデモンに進化してクロスハートを追い詰めるが、加勢に来た歴代シリーズの主人公達の活躍によって倒された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。