和久 峻三(わく しゅんぞう、1930年7月10日 - )は、日本の推理作家、弁護士。本名は滝井峻三。別名として夏目 大介(なつめ だいすけ)。写真家としての顔も持ち、日本図書館協会選定図書の写真集『日本の原風景』(1993年)も発表している。大阪府大阪市出身。京都大学法学部出身で、この時の同窓に大島渚がいる。卒業後は中日新聞社の記者を経て、弁護士となり京都に法律事務所を開く。1960年に『宝石増刊』に滝井峻三名義で『紅い月』を発表してデビュー。1972年に、『仮面法廷』で第18回江戸川乱歩賞を受賞。1989年に、『雨月荘殺人事件』で第42回日本推理作家協会賞を受賞。小説のほか、法律案内の著書も何点か刊行している。夏目大介名義でのファンタジー作品もある。1977年には『クイズダービー』の3代目1枠レギュラー解答者を務めていたが、わずか3か月で降板(その次の1枠レギュラーは10年10か月の長い期間務めた、当時学習院大学教授の篠沢秀夫である)。正解率は2割6分7厘(2勝7敗~3勝6敗ペース)だった。1994年、『噂の真相』の記事中にある結婚回数や執筆方法、人柄などについての内容が名誉毀損にあたるとして、当時の妻、元妻と共に刑事告訴を行った。審理は最高裁まで進み、2005年3月7日、編集長を懲役8月、執行猶予2年、執筆者である担当デスクを懲役6月、執行猶予2年とする有罪判決が確定した。本件に関連して、プライバシー無視のマスコミ報道を取り扱った「京都奥嵯峨 柚子の里殺人事件-赤かぶ検事奮戦記31」(角川文庫、1994年)の内容が名誉毀損であると編集長から告訴されたが、不起訴処分となっている。2010年1月13日に放映された『赤かぶ検事京都篇』では、和久本人が柊茂が食事中の場面で通りすがりではあるが、弁護士・和久峻三(本人)という設定で出演した。娘はフランキー堺の長男と結婚した。弟は最高裁判事を務めた滝井繁男。赤かぶ検事シリーズ「血の眠り」にて赤かぶ検事と競演剣玉名人の判事補・柊正雄(赤かぶ検事の息子)登場作品風巻やよい登場作品京都地検刑事部・伏見美登利検事登場作
出典:wikipedia
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