枝(えだ、branch)とは、枝とは、草木(植物)の幹から分かれた茎、あるいは分かれた茎や葉の総称である。人々に馴染みの深いのは樹木の枝である。が、広義には、藻類などの、分枝構造で樹木の枝に外観が似ているものもこの名で呼んでいる。→#植物の枝人は、身近なことを用いて概念的なことや高度なことを理解する。人にとって草木は身近なものであり、様々なことをしばしば草木の枝になぞらえて理解している。漢字では木の根元部分や中心部分(幹の部分)を示すために、「木」の字の縦線の下方に横向きのしるしをつけ「本」と書く。戦国時代の武士は、日ごろ拠点にしている本城(根城)に対して、その他にある城を枝城と呼ぶことがあった。中世や近世の日本において、新田を開発したことで元の村(本郷、元郷)から分出した村を枝郷と言った。枝を英語ではbranchと呼ぶわけであるが、英語でbranchと呼ばれているさまざまなことが、日本語では木偏(きへん)抜きの支の漢字があてられていることや(支流、支線、支社)、岐の漢字があてられて表現されていることがある(分岐など)。→ブランチ枝という名称は、木や草の芽が成長してできた茎や葉をひとかたまり、ひと単位として呼ぶ総称である。広義には、外観がそれに似た分枝構造もこの名で呼び、たとえば藻類の分岐構造についてもこの名称を用いることがある。枝分かれすることや、枝分かれした部分を学術的には分枝と言う。生物学的に言うと、植物の分枝にはいくつか様式があり、同じ勢力で2分することを繰り返すのが二叉分枝と呼ばれ、これが系統学的には古いもの、とされている。この二叉分枝から単軸分枝や仮軸分枝が派生することになった。カトリック教会・ルーテル教会などの枝の主日では、棗椰子(なつめやし)や棕櫚(しゅろ)などヤシ科の植物などの枝(現代の植物学的に言えば「葉」にあたる)を聖別する。正教会では聖枝祭に相当する。これは、イエスがエルサレムに入城する時、群衆が棗椰子の枝を持って、当時 王を迎える時にしていたのと同じように迎え入れたことにちなむ。また次のたとえはしばしば言及される。日本の仏教ではシキミの枝が供養などに用いられることがある。仏壇の脇に配置したり、墓前に供えたりする。神道ではサカキの枝が神事に用いられることがある。情報工学ではデータ群やファイル群などを、樹木に似せたツリー構造(木構造)で構築することがあり、そこではノードから分かれた先を枝と呼ぶことがある。また、命令の一連の流れが枝分かれすることを(分岐)と言う。なお分岐する先をあらかじめテーブル(表のようなもの)の形であらかじめ書き込んでおくものを(ブランチ・テーブル、ジャンプ・テーブル、分岐テーブル)と言い、これによってプログラムを簡略化できる。
出典:wikipedia
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