金沢市企業局(かなざわしきぎょうきょく)は、石川県金沢市が経営する地方公営企業。地方公営企業法第2条で適用される事業のうち、水道事業(上水道)、工業用水道事業、ガス事業(都市ガス)、電気事業(発電)を、市の条例で地方公営企業法の全部を適用する下水道事業を行っている。金沢市企業局は、電気事業法で定める「卸供給事業者」として水力発電所を有しており、日本の都道府県以外の地方公共団体としては唯一市営の発電事業を行っている。また、発電された電力は全量北陸電力に売電されている。2001年4月1日に下水道事業を統合し、現在は5事業を行う地方公営企業である。ガス事業水道事業工業用水道事業電気事業下水道事業関連団体ガス事業は1908年(明治41年)、金沢電気瓦斯が始めたのが起源で、1921年(大正10年)10月1日に金沢電気瓦斯を買収し、金沢市電気局として設立。供給戸数は73,897戸(2007年度)。水道事業は1930年(昭和5年)に通水を開始、2年後に末浄水場が完成し市内への供給を開始した。1980年(昭和55年)からは手取川ダムからの石川県営水道の受給を開始している。また、2009年7月より、末浄水場で緩速ろ過されたペットボトル入りの「金沢の水」を販売している。給水戸数は181,888戸(2004年度)。工業用水道事業は1997年(平成9年)に金沢テクノパークへの給水を開始した。水力発電所は犀川と犀川水系の内川に5か所を有しており、年間需給電力量は125,715.39MWh(2004年度)。戦前の配電統制令で北陸配電に事業が吸収されるまでは、手取川流域でも発電事業を行っていた(代表的なものは白山市の福岡第一発電所)。2001年4月1日より企業局が受け持ち、排水区域内人口は394,792人(2004年度)。なお、金沢市西南部・野々市市・白山市鶴来北部の下水は犀川左岸浄化センターで処理されている。
出典:wikipedia
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