文郎国(ぶんろうこく、ヴァンランこく、)は、ベトナム史上初の国家である。国家形態を示す記録も遺構も存在しないため、半ば伝説上の国家とされる。ベトナム北部、紅河デルタ地域に青銅器文化が栄え、紀元前6世紀頃、それはドンソン文化(東山文化)と呼称されるようになった。ドンソン文化の繁栄を経て、文郎国が形成されていった。なお、文郎国の中心は現在のフートー省(富壽省)付近と推定されている。なお、ベトナム史略の年表では紀元前2879年に赤鬼国、文郎国が興ったと書かれており、ベトナム人の間では初代雄王の即位をこの年とする伝説をもとに、「ベトナム5千年の歴史」という言い回しが存在する。文郎国は代々、雄王()と呼ばれる支配者によって統治されてきた。雄王は称号であり、王の名前ではない。紀元前258年、文郎国は安陽王(アン・ズオン王)によって滅ぼされたとされる。
出典:wikipedia
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