サキシマカナヘビ(先島金蛇、学名:)は、カナヘビ科カナヘビ属に分類されるトカゲ。日本(石垣島、西表島および黒島)固有種。小浜島でも確認されている。全長26-30センチメートルと、日本に分布するカナヘビ科の構成種では最大種。尾は長く全長の3/4に達する。背面は丸みを帯びた小型鱗で覆われる。大腿部にある小さい孔の空いた鱗(大腿孔)の数は4。体色は背面は黄緑色や青緑色で、腹面は黄白色や白、淡黄緑色。胴体には特に斑紋がないが、頭部には鼻先から眼を通ってその後ろまで、黒い条紋がはいる。雌雄での体色の差はない。全体の形はカナヘビに似ており、色彩も含めてアオカナヘビにも似ているが、上記のように他のカナヘビ類のように、背面に低い縦稜が並んでいないのがはっきりした違いである。背面の鱗に筋状の盛り上がり(キール)がないことなどから本種のみでサキシマカナヘビ属"Apeltonotus"に分割されたこともあったが、現在では無効とする説が有力。森林に生息する。樹上棲で、幼体は草や低木の上で生活し、成体は樹冠にまで進出するが、地表に降りることもある。食性は動物食で、昆虫などを食べる。繁殖形態は卵生。春から秋にかけて1回に1-2個の卵を数回に分けて産む。
出典:wikipedia
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