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退魔

退魔(たいま)は、魔物を退治すること。「それを行う者のことを退魔師という」などの使われ方をする。ファンタジー関連の漫画、小説、ゲーム等で見受けられる。群馬県伊勢崎市の退魔寺(南北朝時代創立。宥秀和尚の代に退魔寺と改名。石田三成の妖怪退治伝説が由来とされる)の名称に用いられていることから、比較的古い時代から存在した言葉であると考えられる。だが、退魔という語がいつ頃成立し、文芸作品などで用いられるようになったのか、その正確な年代については不明である。一般的な日本語の辞書などにおいても、退魔という言葉について記述されることはない。この用語が一般文芸などにおいて最初に使われた年代は不明である。1940年の押川春浪の小説『塔中の怪』に「退魔の巨像」と呼ばれる像が登場しており、それは「もろもろ怨霊を退けんがため」に立てられた魔神の像であると描写されている。続いて1969年の豊田有恒の小説『退魔戦記』で、作品名の一部に「退魔」の語が使われた。作中に出てくる同名の架空の古文書について、作中人物が「無理に読めば『魔を退く』となって日本語としても不自然。普通は『降魔』を使うはず」と言っている。作中に出てくる乗り物の名称が「退魔船」(たいません)で、実はこれがタイムマシンであり、「退魔」は当て字や言葉遊びの類いと察せられる。この作品は純粋な時間SFであり、魔物に類するものは一切登場しない。その意味でも、ここでの「魔」は音合わせ以外の意味を持たないと見られる。押川春浪や豊田有恒が退魔寺について知っていたかは不明であり、作品に用いられた退魔という語が偶然退魔寺の名称と一致した可能性もある。押川や豊田の作品と同時代にこの言葉が使われた形跡はほかになく、どちらもそれほど大当たりした作品ではなかった。しかし、1980年代から1990年代にかけての作品で「退魔」という言葉を使っている例には、荻野真の『孔雀王』シリーズや永久保貴一の『カルラ舞う!』シリーズなどがある。その後、1990年代に菊地秀行原作・斎藤岬作画の漫画『魔殺ノート退魔針』シリーズ(のちに菊地により小説化)や、TRPG『退魔戦記』が登場している。この頃にかなりのポピュラリティを得たとみられ、その後は21世紀に入ってからファンタジー系の作品でごく普通に、「退魔師」という語が見かけられるようになっている。その初期の例としては、いずれも2001年初出の『月と闇の戦記』シリーズ、『放課後退魔録』、『学園退魔戦記ZERO』(これは前述TRPGの関連作品)、などがある。近年の使用例では、常に「魔物や妖魔を退ける」という意味に使われる。

出典:wikipedia

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