木嶋 真優(きしま まゆ、12月13日 - )は、兵庫県神戸市生まれのヴァイオリニストである。ジャパン・アーツ所属。3歳半からヴァイオリンを林泉の元で始めた。桐朋学園子供のための音楽教室茨木教室に通いながら、就学前から京都での子供向けのコンクールで3年間連続の金賞を受賞。7歳の時に五嶋みどりのレクチャーコンサート、9歳の時に宮崎国際室内楽音楽祭でのアイザック・スターンのレクチャーコンサートに参加した。9歳で小島秀夫指揮コジマ・ムジカ・コレギアとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲第1楽章でオーケストラ・デビュー。1998年、第52回全日本学生音楽コンクール大阪大会小学生の部で第1位を獲得した。江藤俊哉、小栗まち絵、戸上和代、川崎雅夫に師事。小林聖心女子学院小学校、そのまま中学校まで進み、1999年、日本クラシック音楽コンクール全国大会で最高位(第1位なしの第2位)を獲得、トルコのイズミルでイズミル交響楽団第25回定期演奏会に出演、翌年にはカーネギーホールなどでブルッフのコンチェルトを演奏した。2000年、リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール・ジュニア部門で最高位(第1位なしの第2位)を獲得した。奨学生に選出され、アメリカ・アスペンのサマーフェステイバルに参加し、ドロシー・ディレイに師事する。中学校2年生のとき、横浜で開催されたザハール・ブロンのセミナーに参加し、ブロンから「今すぐ留学した方がいい」とアドヴァイス受け、2001年10月、ケルン音楽大学ヤングコースへ留学し、同大学教授であるブロンに師事した。平成14年度文化庁海外派遣研究員。2003年6月、アシュケナージ指揮NHK交響楽団のラヴェル管弦楽作品集において、ツィガーヌのソリストとして、アシュケナージより抜擢され、レコーディングに参加した。ブロンは木嶋を「教え子の中で1、2を争う才能」と評価し、ロストロポーヴィチに紹介した。その結果、2005年中、ロストロポーヴィチと、アメリカ、ヨーロッパツアーを重ねた。その演奏会は、ヨーロッパ、アメリカの新聞各紙で好評を記された。ドイツの有力紙 Frankfurter Allgemeine Zeitungは、「カラヤンがアンネ=ゾフィー・ムターを、マゼールがヒラリー・ハーンを世界的に注目させたように、ロストロポービッチは木嶋真優を世に出した」と評した。2006年には小林研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団とヨーロッパで演奏会を行った。また、プラハ交響楽団の日本ツアーにも同行した。2008年、初のソロアルバム「シャコンヌ」発売。CDとしては二枚目。ケルン大学に留学後は、ヨーロッパ各地での演奏活動も多くなり、室内楽奏者としても演奏会を行っている。2011年10月、ケルン国際ヴァイオリンコンクールにて優勝。2012年、三枚目アルバム、RISE発売。スイス、ルガノでのマルタ・アルゲリッチ音楽祭、著名ビオリストであるユーリ・バシュメット氏との度々なる共演、バイオリンの巨匠、イヴリー・ギトリスにも認められ、ルガノでアルゲリッチ音楽祭などでの共演、NHK交響楽団などとのコンサートを重ねている。ファッション誌(美的、MISS PLUS , Frau)に度々掲載、バラエティー番組や2012年には情熱大陸にも取り上げられ一躍話題となった。指揮者、小澤征爾が彼率いる、サイトウ・キネン・オーケストラや、水戸室内管弦楽団にも招待した事でも注目される。現在では室内楽、後進にも力を入れている。
出典:wikipedia
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