檀紙(だんし)は香川県高松市西部にある一地区で、高松市役所檀紙出張所の管内。檀紙町、御廐町、中間町の3町からなる。かつては全域が「香川郡檀紙村」(だんしむら)として存在し、1956年(昭和31年)9月30日に高松市に編入された。地区は高松市西部に位置し、香東川と本津川に挟まれた一帯である。人口は2010年時点で7575人(男3678人/女3897人)、世帯数は2938世帯であり、2010年までの10年間ではほぼ横ばいか微減状態である。面積は7.64km²と高松市の地区ではやや広く、基本的に農村地帯を形成しているため人口密度は1平方キロメートルあたり1018.72人と高松市の平均(1140.03人)を下回っている。中間町のうち1 - 90番地の一塊は飛び地になっており、円座地区の中に位置している。そのため小学校の校区も飛び地部分は円座小学校の校区となっている。地区内にある御廐町の「廐」の部首は正式には广(まだれ)ではなく厂(がんだれ)を使って「」と書き、高松市の公称町名一覧表にもその字体で表記されているが、コンピュータの一般的な文字環境では入力できない場合が多いため、便宜的に常用字体の「厩」か、广を使って「廐」と表記することが多い。また、旧印刷標準字体では同じく異体字の「厂(がんだれ)に既」と書くため現地の看板や標識などにおいてはこの字体も広く使われており、ことでんバスの御廐バス停の看板や国道11号御厩町交差点の地名標識、香川県道178号山崎御厩線の県道標識はその字体で表記されている。全域が高松平野の一部であるため大きな起伏は存在しないが、地区西部には六ツ目山を中心とした標高200-300m級の山が連なっており、高松平野はここで終了する。地区の中心には古川が貫流し、地区の北端を流れる本津川へ合流する。香川県の典型的な平野の特徴であるため池は、西部の六ツ目山山麓に沿うようにして多く存在する。かつて地区内は基本的に田の広がる田園地帯であり、散村状に民家が点在していたが、比較的早い時期から国道11号高松南バイパスや県道176号檀紙鶴市線(産業道路)など幹線道路の開通、高松道高松西I.C.の供用開始などの交通アクセスの向上が相次いだ。それでも地区の大部分は、これまで市街化調整区域であったため農地転用による開発が制限されていたが、2004年(平成16年)に県によってその線引きが撤廃された影響でそれまで農地だった土地が次々と宅地化しており、結果それまで減少傾向だった人口は高松市中心部のベッドタウンとして2005年(平成17年)から増加している。しかし、これら地域は道路や下水道などのインフラ整備が行われていないため、スプロール化やそれに伴う高松市全体の地盤沈下などが懸念されている。檀紙町、御廐町、中間町"高松市編入以前は「檀紙村」を参照"高松市の平均と比較して第一次産業(+4.1%)及び第二次産業従事者(+4.6%)の割合が高く、第三次産業従事者(-8.7%)の割合は大幅に低くなっている。地区内には多くの農地が存在し、主に稲作を中心とした農業が行われている。しかし、郊外化による宅地開発で農地は年々減少する傾向にある。地区内に大規模な第二次産業集中地帯は無いが、中小の工場が点在している。地区内の小学校は市立檀紙小学校が存在し、中学校は存在しない。小学校区は檀紙小学校が地区の大部分を校区としているが、中間町のうち円座地区に飛び地になっている部分は円座小の校区であるほか、勅使町(鶴尾地区)の一部及び成合町(一宮地区)のうち香東川以西も校区としている。中学校区は隣接する円座地区にある市立香東中学校の校区となっている。太字の校名は地区内に位置する学校で、それ以外は地区内には位置しないが校区が地区内にかかっている学校。この地区は1956年(昭和31年)以降高松市の一部であるため地区単独での自治権はもたない。この地区の行政サービスの中心としては高松市檀紙出張所があり各種住民サービスに対応している。またそこは公民館も兼ねていて檀紙コミュニティセンターとして地域交流・生涯学習の中心となっている。※町別50音順地区内に鉄道駅は存在しないため、最寄り駅は隣接する地区のJR予讃線鬼無駅かことでん琴平線円座駅となる。地区内を通るバス路線はことでんバス御厩・県立総合プール線の1路線が存在する。全便JR高松駅発ことでん瓦町駅経由で、地区内では国道11号を路線としている。基本的に高松市東部古高松地区の前田山にある高松局を受信する。何らかの理由で高松局の受信が困難な場合は反対側の三豊市にある西讃岐中継局を受信する。そのほか、地形的に石清尾山塊が障害になる場合は岡山県玉野市の金甲山にある岡山局を受信している世帯もあり、それらの世帯向けに鬼無地区にNHK高松専用の鬼無中継局が設置されている。高松局・西讃岐局を受信する場合はアナログ放送でもUHFアンテナ1本で全チャンネルが受信できるが、アナログ放送において岡山局を受信する場合はUHFアンテナとVHFアンテナの2本が必要となる。なお、デジタル放送は全てUHFアンテナ1本で済む。県外波
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