色紙（いろがみ、しきし）は、紙製品の一種で、次のような意味がある。本項目では書画用の色紙（しきし）を解説する。色紙（しきし）は、古くから短冊と同様に書道作品に用いられ、絵画作品にも多く用いられる。近現代では著名人のサインや寄せ書きにも用いられている。サイン色紙ともいう。なお、「色紙」（しきし）は短冊形に対する色紙形（しきしがた）の略語としても用いられる 。書画用の色紙は正方形に近い形の厚紙でできており、金縁が施され、片面には金粉や銀粉などを散りばめられているものも多い。なお、色紙は本来は金粉や銀粉などが散りばめられているほうが表面であるが、書画やサインなどは謙遜の意味であえて裏面の白いほうが用いられるといわれている。しかし、実際には金粉が散りばめられているのは、色紙を飾るときに見栄えが良くなるようにするための装飾で、白い面が本来の表であるため、これは俗信である。

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