教育・研究活動は高い評価を得ており、2015年のQS世界大学ランキングでは5つ星を獲得。また、卒業生の就職率が高いことで知られ、2015年にはイギリス7位、2016年にはイギリス3位(97%の学生が卒業後6ヶ月以内に就職または進学)を誇っている。 キャンパスにはイギリス国内のみならず、120を超える国からの学生が在籍し、2016年の在籍学生総数は12,000人を超えている。キャンパスは、グラスゴーとエジンバラの中間地点(地理的にはスコットランドのほぼ中心でハイランド地方との境界付近)に位置し、世界で最も美しいキャンパスともいわれる。以下の記述の多くは大学全般に対するものです。最新の情報は各自にてお調べください。メイン・キャンパスはスターリングの中心部から約3.5kmの地点にある。どちらかと言えば、ブリッジ・オブ・アランの街区に近いと言える。キャンパスの土地は、元々は18世紀に活躍したスコットランド出身の建築家ロバート・アダムによって設計されたアースレー城を有する広大な地所であった。このアースレー城は現在も大学によって保存されると同時に、教室や事務室として利用されている。このキャンパスを形容する決まり文句としてよく登場するのは、「世界で最も美しいキャンパス」である。約1.2平方キロメートルのキャンパスは、街の東部に連なるオチル丘陵の麓に位置しており、人造湖であるアースレー湖(英語 Airthrey Loch)を取り囲むように諸施設が設置されている。湖ではボートや釣りを楽しむことができるほか、一部は水棲生物の研究と養殖学の研究のために利用されている。大学は、わずか160人の学生と共に1967年に設立されたが、2006年には約9000人の学生を擁するようになった。学生のおよそ三分の一は、キャンパス内の大学寮に居住している。スターリングのキャンパスには小さい映画館を備えたマクロバート・アートセンターがある。この娯楽施設は、学生たちだけでなく、広く一般に開放されている。室内温水プールをはじめとしたスポーツ関連施設も豊富であり、スコットランドのスポーツ研究所(英語 Scottish Institute of Sport)もキャンパス内に設置されている。室内温水プールやスポーツジムも、学生以外の一般の人も利用することができる。 スターリングにおけるメイン・キャンパスの他に、看護および産科学に特化したキャンパスをハイランド地方の都市インヴァネスとヘブリディーズ諸島に所有している。ハイランドのキャンパスはインヴァネス郊外の Raigmore Hospital の敷地内に位置しており、教室と学生寮を備えている。同キャンパス内に設置されているハイランド健康科学図書館は、イギリスの健康保険組合 NHS(National Health Service)およびその関連団体で働いている人たちのみならず、大学の学生と教職員たちにも利用されている。ウェスタン・アイル・キャンパスは、ヘブリディーズ諸島の中心都市ストーノウェイにあり、その教育施設は近年新設された Lewis Hospital の一部として統合されている。小規模なキャンパスだが、Lewis Hospital の周囲に学生寮も備えている。スターリング大学は19の学部を擁している。研究に重点を置いた高等教育機関として設立され、現在では教育の面でも高い評価を得ている。設立当初から、スターリング大学は学位の認定について、学生が柔軟に講義を選択できる単位制を採用してきた。また同様に、イギリスの大学のなかで最も早く3学期制ではなく2学期制を導入したことでも知られている。第1学期は9月の半ばから12月のクリスマスまで、第2学期は2月半ばから5月末までである。夕方から夜半にかけての遅い時間帯の講義や、夏期休暇中の集中講義も開講されている。現在、250を超えるコース(いくつかのコースにまたがる複合的なプログラムを数に含む)が、学部に設置されている。スターリング大学は、教育面において常に高く評価されてきた。人文社会科学においては、実践的なビジネス領域を得意とする経済・経営学、主にメディアやスポーツを対象とする社会学のほか、宗教学、心理学、英語学といった分野が有名である。また、自然科学分野においては環境科学も高い評価を得ており、近年、生物および環境科学学部が教育と研究の両面において再整備された。イギリスのタイムズ紙が発表する高等教育サプリメントでは、一つを除いた全ての科目が「highly satisfactory(大いに満足できる)」と評価された。スターリング大学は、以下の専門領域についての研究所を有している。2001年に公表された研究評価(RAE)において、大学で研究に従事している半数以上の研究者たちが、ランク「5」と評価されたことにより、スターリング大学は評価を大きく押し上げた。Research Assessment Exercise (RAE)とは、イギリス政府が研究機関に対して数年に一度行う研究成果の公的な調査で、この調査は、1986年、1989年、1992年、1996年、2001年、2008年の6回公表され、その後の調査は2014年公表のResearch Excellence Frameworkに引き継がれた。2001年の数値は、この大学の研究が少なくともイギリス国内において有数の能力を有していると考えられていると同時に、国際レベルにおいても高い競争力を持っていると査定されたことを示している。ランク「5」の評価を受けた研究領域は、会計・金融学および法学、養殖学、映画研究およびメディア研究、英語学、フランス語学、歴史学、心理学、哲学、社会福祉学、宗教学である。また、その他に高い評価を得ている領域は、生物科学、経営学、経済学、教育学、ドイツ語学、スポーツ研究である。上記の2001年の研究評価をうけて、スターリング大学の諸研究に対する財政的支援額は、スコットランドにおいて1992年以前に設置されたあらゆる大学を上回った。外部からの資金援助をうけた研究について、この大学は非常に優れた成果を残してきている。研究費用の助成もとは、さまざまな研究評議会(リサーチ・カウンシル)、中央および地方の行政府、EU(ヨーロッパ連合)、および慈善事業団体である。基礎的分野から応用的な分野まで、その精力的な研究活動は、経済・社会・文化の面でスコットランドという枠を超えて貢献している。大学は広大なスポーツ施設を有している。その充実度においては、2003年のイギリス・サンデータイムズ紙が五つ星の評価を与えた16の大学のうちのひとつである。その他のいくつかのスポーツ施設についても、大学の構内もしくは周囲に位置している。構内にあるガナキースポーツセンターは、卓越したテニス施設として有名である。その他にも、室内温水プール、バドミントンおよびスカッシュのコート、体育館やグラウンドが学生のみならず一般に開放されている。キャンパス内にゴルフコースまであることが、しばしば驚きの種となっている。また、スコットランドのスポーツ研究所(英語 Scottish Institute of Sport)の本部がキャンパス内に設置されたほか、新たに50mの室内温水プールも、国立水泳アカデミーの施設として設置されている。スターリング大学の学生によって組織されている自治を目的とした学生団体は、S.U.S.A.(発音は「スーサ」、英語 Stirling University Students' Association)と呼ばれている。2003年に Bar Entertainment and Dance Association は、S.U.S.A. を「スコットランドにおける最も優れた学生団体」であると評価した。学生に対して様々なサービスを提供することを主な目的としているS.U.S.Aは、大学構内において「Studio」「Glow」「Long-Bar」といった娯楽施設の他、文房具や大学のノベルティ・グッズを販売する「S.U.S.A. Shop」といった店舗を経営している。また、スターリング大学は学生によって運営されるメディアサービスを有している。大学新聞「Brig」は、1969年から発行されている。「Air3 1350」は、スコットランド初の大学ラジオ局であり、現在も放送を続けている。「AirTV」(「Videoworks」から改名)は、学生向けのテレビ局で、映画や自局製のコンテンツを制作・編集して放送している。芸術政治スポーツ:その他:・QS World University Rankings 2015 ・The Complete University Guide 2017 ・Strategic Plan 2016-2021(大学策定の成長戦略)
出典:wikipedia
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